ある夏の日、急に“ミッキーのおにぎりが食べたい” と言いだした。
何を見たんだろう、誰かお友達のお弁当に入っていたんだろうか。
ともかく、“あぁ、ついに来たか…” とため息が出た。
キャラ弁なるものが世に出てきた頃から、
私はそういう器用さと寛容さは持ち合わせてないので、
子どもができてこんなのせがまれたら困り果ててしまうわ、と思っていた。
そう恐れていたことが早くもやってきてしまったのだ。
といっても、今回の課題はおにぎりだけをミッキーにすればよいので
まだマシ。
端からホンキでやろうとは思っていないので、
特殊な道具や材料は一切なし。
道具は、手とハサミ。
材料は、ごはん、塩、海苔。
以上。
そうしてできあがった、人生初のキャラ弁(と申していいのか)。
ミッキーというか、完全にネズミ。
ではあるが、まだ純粋無垢な3歳児は、
「やった~、やった~、ミッキーだ~」 と諸手を挙げて喜んでくれた。
その後、パタリと何も言わなくなったので、
ホッと胸をなでおろしていたが…
つい先日、おにぎりを作ろうとしたら、
「ママ、三角と丸にしてね」と言う。
「はいは~い」と適当に答えて、うっかり三角を3つ握ったら
「ちがーーーう! 三角と丸! これ!」
と、いとこのお兄ちゃんにもらった
アンパンマンのお人形を持ってきた。
そしてできあがったのが、こちら。
おむすびマンとこむすびマンらしい。
「ママ、ほっぺも。お口も」と要求は増えるが
もはや海苔を貼れるスペースがない。
仕方ないので、今回はこれで涙を飲んでもらった。
おそろしや……
次はいかなる難題を吹っ掛けられるのか。
そうだ!
今度は自分でつくってもらうことにしよう!


なんか多いぞ系
それは別物です系
余計に難しくね?系
逆ですわ、系
なんか惜しい!系
大阪弁ですわ系
番外編~思いこみ系





















