■#084 武田信玄 慈悲の心■ | みの吉の学校で教わらない戦国時代

みの吉の学校で教わらない戦国時代

群雄割拠の戦国時代。
戦国武将たちは自らの信念を持って必死に生きています。
そんな戦国武将から学ぶことはたくさんあるのではないでしょうか。

日本の戦国時代を中心に学校の授業では教わらない、
エピソードや戦国武将の名言・家訓などのご紹介をしていきます。

甲斐の虎武田信玄
武田信玄













信玄の生涯勝率は引き分けを含め9割5分。

負けはたった3敗という素晴らしい戦績です。



これほどまでに信玄が強かったのは、

幼い頃より寺院で国学・漢学を学び、

当主となってからも名僧を招き入れ、

帝王学を身に付けたからでしょう。



その帝王学の一つとして、

家臣の評価には徹底しており、


「大将たる者は、

家臣に慈悲の心を持って接することが、

最も重要である」



と述べています。



まず大将は人を正しく評価して、

奉公人の得意とするところを知り、

適材適所に配置することが重要だと。



その上で、

手柄を立てた家臣へは大中小の評価、

その恩賞も大中小に分類し、

手柄のない家臣も大中小の評価を行い、

ねぎらいの言葉も手柄に応じて、

大将自らが行うようにと説いています。



また、罪を与えることも忘れず、

その罪も大中小に分類して、

時として許すことの必要性も説いています。



信玄はこれらの賞罰を家臣に課すだけでなく、

自らも間違ったことをしていれば、

「身分の高い低いに関わらず、目安をもって申すべし」

甲州法度之次第の最後に記しています。



信玄の強さは、戦の強さだけでなく、

こうした家臣への心配りも強さの一つだったのではないでしょうか。





●今日の戦国出来事●

武田信玄が高遠頼継討伐に向けて出陣した日





●気まぐれつぶや記●

先週忙しすぎて更新叶わず(ノω・、)

今月も厳しそうです(´・ω・`)



とはいえ先週更新できなかった分、

今週は2回更新しようと思うので、

明日もお楽しみに!




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