■#081 豊臣秀吉 醍醐の花見■ | みの吉の学校で教わらない戦国時代

みの吉の学校で教わらない戦国時代

群雄割拠の戦国時代。
戦国武将たちは自らの信念を持って必死に生きています。
そんな戦国武将から学ぶことはたくさんあるのではないでしょうか。

日本の戦国時代を中心に学校の授業では教わらない、
エピソードや戦国武将の名言・家訓などのご紹介をしていきます。

太閤豊臣秀吉
豊臣秀吉
















秀吉はとにかく人を喜ばせることが好きでした。

その秀吉が行った最大のイベントが京都醍醐寺で行われた、

醍醐の花見です。



日頃、城に閉じこもりな女性たちに楽しんでもらおうと、

秀吉の妻だけでなく、諸大名の奥方やその侍女たちまでも招き、

総勢1000人以上の大イベントです。



趣向を凝らす秀吉のこと、

ただ花見をして終わりと言うなんてことはしません。



まず、戦火で荒れ果てた醍醐寺の本堂の再興、

五重塔の修理、庭をも造り、全国から桜を取り寄せています。

茶屋を建て、見世物を呼び、侍女たちにはお金を与え、

心から楽しんでもらおうと盛大に振舞ったのです。



こうした計画を秀吉は自ら指揮して、

人々を楽しませる総監督となって醍醐の花見を行ったのでした。



農民出身の秀吉は立身出世を目指し、

織田信長に仕えましたが、

家臣、領民にも自分と同じように笑って暮らしてもらいたい、

そんな思いで日々過ごしていたのではないでしょうか。





●今日の戦国出来事●

豊臣秀吉が醍醐の花見を行った日

醍醐の花見









●気まぐれつぶや記●

上の写真は去年見に行った醍醐寺の桜です。

4月の第二週目に醍醐の花見ということで、

お祭りをしています。(たぶん、昔と今とで暦が違うから日付が違うんだと思います)

お祭りは面白いのですが、残念なことにこの時期に行くと、

桜がかなり散ってしまっていたので、

今年は少し早めに行って、もっと満開の桜を見たいな~o(^▽^)o





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