■#064 北条氏康 家臣への心配り■ | みの吉の学校で教わらない戦国時代

みの吉の学校で教わらない戦国時代

群雄割拠の戦国時代。
戦国武将たちは自らの信念を持って必死に生きています。
そんな戦国武将から学ぶことはたくさんあるのではないでしょうか。

日本の戦国時代を中心に学校の授業では教わらない、
エピソードや戦国武将の名言・家訓などのご紹介をしていきます。

相模の虎北条氏康
北条氏康

















氏康は北条早雲から数えて三代目。

北条家(後北条)を確固たる繁栄に導いた当主と言っても、

過言ではありません。



そんな氏康の息子北条氏政は、

現代で言う社長の息子いわゆる”お坊ちゃん”でした。

そんな氏政の行く末を気にする氏康は、

事あるごとに助言をしています。

その一つが家臣との関係についてでした。



お坊ちゃん育ちの氏政は、

家臣への心配りというものが欠けていると見た氏康は、

氏政にこんな言葉を伝えています。



「下の功労を偸まざれ」



「正しく評価しないのは、部下の手柄を盗むことと同じだ」

と、氏康は述べさらに、

「家臣を慈しんでいれば、他国へ行ってしまうことはない。

ゆえに、信賞必罰は自ら行わなければならない。」


と氏政に伝えたのです。



以前放送されたドラマ半沢直樹で、

「部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任」

なんてセリフを聴きましたが、

そんな人間には誰も心から付いていこうとしませんし、

最後は身を滅ぼすこととなります。



氏康のこの言葉は上に立つ人間の教えとして、

現代にも通ずる教えを説いていると言えますね。









●お知らせ●

アンケートに答えてね(・ε・)
▼好きな戦国武将教えてください!▼
(PC版は右側(紫の欄)にあるよ)
投票の多い武将の紹介をどんどんしていこうと思います!

(アンケートの選択肢の関係上、16個しか載せられない事をお詫びします。
「この武将のことが知りたい」という方は、
どうぞ”その他”を選んでいただきコメント欄に武将名をご記入ください。
記事にしたいと思いますので、よろしくお願い致します。)



Twitter再開しました!
みの吉Twitter



ランキングに参加してます。
慶次と夢吉をポチッと押して頂ければ幸いです(>ε<)