相模の虎北条氏康
氏康は北条早雲から数えて三代目。
北条家(後北条)を確固たる繁栄に導いた当主と言っても、
過言ではありません。
そんな氏康の息子北条氏政は、
現代で言う社長の息子いわゆる”お坊ちゃん”でした。
そんな氏政の行く末を気にする氏康は、
事あるごとに助言をしています。
その一つが家臣との関係についてでした。
お坊ちゃん育ちの氏政は、
家臣への心配りというものが欠けていると見た氏康は、
氏政にこんな言葉を伝えています。
「下の功労を偸まざれ」
「正しく評価しないのは、部下の手柄を盗むことと同じだ」
と、氏康は述べさらに、
「家臣を慈しんでいれば、他国へ行ってしまうことはない。
ゆえに、信賞必罰は自ら行わなければならない。」
と氏政に伝えたのです。
以前放送されたドラマ半沢直樹で、
「部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任」
なんてセリフを聴きましたが、
そんな人間には誰も心から付いていこうとしませんし、
最後は身を滅ぼすこととなります。
氏康のこの言葉は上に立つ人間の教えとして、
現代にも通ずる教えを説いていると言えますね。
●お知らせ●
アンケートに答えてね(・ε・)
▼好きな戦国武将教えてください!▼
(PC版は右側(紫の欄)にあるよ)
投票の多い武将の紹介をどんどんしていこうと思います!
(アンケートの選択肢の関係上、16個しか載せられない事をお詫びします。
「この武将のことが知りたい」という方は、
どうぞ”その他”を選んでいただきコメント欄に武将名をご記入ください。
記事にしたいと思いますので、よろしくお願い致します。)
Twitter再開しました!
みの吉Twitter
ランキングに参加してます。
慶次と夢吉をポチッと押して頂ければ幸いです(>ε<)