実は20代最後の日。

この20代の10年間は本当にいろいろあったな~。

大学を卒業したのが23歳。
そして卒業と同時に東京シティ・フィルに指揮研究員として入団。

指揮研究員2年目の夏に挫折を味わい、シティに辞表を出して本気で音楽をやめようと考えたが、飯守さんの話を聴き、思い止まったこともあったな。

もしあそこで諦めていたら今の自分がいないと思うとちょっとぞっとする。

そして25歳でシティを卒業し、その辺りからシティ・フィル・コーアとの関係が始まったはず。

ここの団員の方々は本当に真摯に音楽に取り組むことを僕にいつも教えてくださります。

ここの方々は本当に自分の大切な音楽仲間です。

そして僕の事をいち早く見つけてくれたトランペット奏者の島田さん。
彼ははじめて僕の事を同じ音楽をする仲間と言ってくれた。

本当に嬉しかった!!!

そして20代最大の出会いは、指揮者の田中良和先生に出会えたこと。

先生のレッスンを受けてから、本当に音楽人生が変わった。

そしてこれからも変わることだろう。
それもこのブログで伝えていければと思う。


音楽以外での最大の出来事は、7年一緒に過ごしてきた今の妻と、付き合いはじめて8年目の昨年11月04日に入籍したこと。

本当に20代後半はイベント目白押しだったな~(笑)

30代は今以上にいい音楽をすること。
そして絶対に世界で本当の音楽をする。

たとえ大器晩成でも、焦らず今ここでを極めることを30代のモットーにしたいと思います。

箕輪健太



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自分は音楽を聴いて感動した経験が実は少ないことに最近 気がつきました。

ましてや、感動して涙を流したことはたった1度だけで す。 その1度は僕が指揮研究員時代最後のオペラシティ定期。 シティ・フィルとシティ・フィル・コーアが演奏したド ヴォルジャーク作曲「スターバト・マーテル」でした。

それは本当にいい響きで、初めて時間を超越した音楽に出 会えた瞬間でした。 今でも脳裏にあの響きが焼きついています。

感動する音楽になんで今までなかなか出会わないのだろう と考えてみると、自分としてはひとつ思うことがありまし た。

それは先程も書きましたが、時間を超越する音楽こそ感動 に導くのではという考えです。

簡単に言うと、その場にいる方々(演奏会いる場合はお客 様、演奏者)に時間を気にさせないということ。

実は結構これが難しい。

指揮者の視点から言うと、まず、いかに自分がその音楽に 入り込めるか。 そしてその指揮者がいかに演奏者を、お客様を音楽に引き 込めるか。

このある種の共感、あるいは共振が目の前にある音楽に没 頭できるかいなか(=時間の超越)を左右していると思ってい ます。

自分でもなかなかこの域に達することは難しいが、少しで も近づいて、皆様に時間を、もっと言うと空間を超越した 音楽を体験して、さらには感動していただく音楽を少しで も提供することが最近の僕の課題です。

箕輪健太
実はこの自然という状態に至るには、以外と簡単そうで難しいと思います。
しかし、ちょっと視点を変えるだけで実は簡単なのではとこのごろ思います。

まずは「自然」を辞書でひいてみると・・・

「人為によらない、そのもの本来の状態であること。天然。」

実はこの辞書の言葉がすべてを物語っていると思います。


私は指揮者なので、指揮をするうえでその自然ということを考えたうえでいうと、指揮者の自然と言うのは、楽譜に書いてあることをそのまま演奏する。

もっと言うなれば、指揮者は楽譜に書いてあることを、当たり前のように自然にプレイヤーに演奏していただくことを促すのが仕事と思います。

書いてあることが自然・・・

これを表現することが実に難しいと知っている方がどれだけおらっしゃるかはわかりません。


しかし、僕の回りにはそれをできる人が指折りでもいることが、今の心の支えでもあります。

この仲間の事は改めてご紹介します。

箕輪健太


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