5月も残すところもわずかになり、夜明けも午前3時には東の空が明るくなる季節になりました。

この時期になってやっと、待ちに待ったイチゴの収穫も本格的になってきました。

 

以前にハウスの桃薫が収穫間近と書きましたが、レポートする前に収穫はあっと言う間に終わってしまい、今はようやく外の畑のイチゴが収穫期を迎えました。

葉が生い茂り実が隠れてしまってますが、下から覗くと色づいたイチゴが見えます。

 

 

今は桃薫の他、自宅従来種の宝交早生と若干ですが昨年購入したサントリーのらくなりイチゴがありますが、今年は追肥を忘れずに行ったので実ぶりも上々、収穫も多く食べきれないので近所配りをしております。

 

以前は冷凍やらジャムを作っていた時期もあったのですが、普段の忙しさでその様な暇もなく、とりあえずある物を近所へお裾分けしておけば後から何かしらで返ってくるのでそれも楽しみです、いわゆる物々交換ですね。

 

ただ、甘~い薫りのする桃薫は相変わらず早速外敵がやって来て狙われている様です。

そしてついでにその他の品種も食されるという被害が発生。

ネットを張って防護しているのですが、その網を潜り抜けて入っている様で一部が食べられておりました。

そこで昨年購入した赤外線カメラを仕掛けたところやはり招かれざる客、タヌキとキツネがご訪問されておりました。

 

対策としてセンサー式の音の出る害獣除けを設置して今のところは被害は無くなり、カメラにも音で驚いたらくし逃げ去る姿が記録されてました。

あと一週間ぐらいが収穫時期と思われるので、ここを何とかに無事に逃げ切りたいところです。

 

そして今年はもうひとつの新たな敵、アリが現れました、アリによる食害は以前から従来種でもあったのですが桃薫はその食べられ方がハンパなく多いです。

熟す直前の地面に接触している部分に食らいついて片っ端から食べられてしまいます。

ここは来年までに何かしらの対策を考えてもう少し収穫量を確保したいところです。

 

やってみての感想なのですが、正直なところイチゴの家庭菜園で桃薫はオススメは出来ない品種だという事です。

花芽分化の条件が適切でないと茎と葉っぱだけの実なしになったり、実が出来たとしても収穫までの管理などがえらい大変な品種であることを今になって実感することになりました。

ただここで中途半端に栽培を諦めることはもう出来なくなりました、将来的に桃薫の収穫量を上げてオリジナルのデザート類を作ってみたいという将来像があるからです。

これも自己満足の世界で上手く行くか分かりませんが、まずは第一段階として安定した収穫を確立させることですね。