ここ最近はかなり仕事が忙しく仕事以外に何にも出来ない状況が続いております。

しかし時間は確実に進んでいるわけで何事も待ってはくれません。

 

待ってはくれないと言うと、これも待ってはくれません。

2014年より釜石線で運行されてきたSL「銀河」がもうすぐ引退になります。

残された日数、本日は夜勤明けで夜は仕事も休みなのでこのチャンスを逃すわけにはゆきません。

そこで寝ることを惜しまずに撮影に出掛ける事にしました。

 

色んなシチュエーションの撮影もやりたいのですが、もう残された時間は僅か。

その中で運行の起点となる花巻駅での停車風景は是非残して置きたいところなので今日は花巻駅まで撮影に出掛けてきました。

久々の花巻駅、コロナ禍になってからは駅とは無縁の生活になってましたが、コロナが5類に移行もあってかロータリーには大型観光バスも停車して、利用者で賑わっている印象を受けました。

 

そう言えば本日より盛岡エリア(北東北)で交通系電子マネー、Suicaが使える様になったんですね。

自動改札機も最新の物に変わり将来に備えてQRコード対応のメクラも付いている様にも見えます。

駅への入場は早速手持ちのSuicaを使って入場。

ピッというあの首都圏ではお馴染みのタッチ音が地元駅改札で聞けるのは少し違和感もありますが、気分だけは都会気分になれるのが少し嬉しい気もします。

 

駅の中に入ると流石はラストラン間近、沢山の人で溢れ返ってました。

そして本日は日本航空によるJALふるさと応援隊の方の乗車サービスもある様です。

思えば当方が乗車したのは2014年と2015年の2回ですが、当時は乗るだけの観光列車的な感じでしたがコロナ禍もあって客足が伸び悩んだ経緯も含めてか、キャラクターを用いた歓迎や地元の郷土芸能披露など集客効果を狙って各種サービスの充実が図られている様に思えました。

運行当初は車内のプラネタリウムが売り程度で、それ以外は特段なサービスは無かったと記憶してますが、それはそれで付加価値の少なさは汽車本来の旅を満喫できた様で良かったと感じます。

それから時代が変わっても沢山の人々に夢と希望を与えてくれたSL「銀河」、そんな過去を思い出していたら時間は流れもう出発の時間。

長い汽笛が哀愁を感じさせます。


 

この列車が運行されると発表され地元が歓喜に沸いたあの日。

そして盛岡まで発表会に出掛けて来たことを思い出しながら見送りました。


 

残り運行はあと僅か5回、本当に今までありがとうと感謝です。

最終運行の6月11日はナイトクルーズ、これも楽しみです。