今年の紙を漉き終わり

簀をめくって片付けようとしたとき

ふと 紙床がきれいだなと撮影

力まず イライラせず くよくよせず

ただ淡々と 水のリズムを聞きながら漉いたら 

こんなふうになっていました

 

休憩のコーヒーが楽しみやあ とか

晩御飯は何食べよ とかの雑念はあります

 

これを板干ししたら

これまたきれいな紙になっていました

紙を乾かした直後の お日様のいいにおいもして

忙しかった今年も無事に終わったという

しあわせを感じています

 

 

 

 

美濃こうぞ 皮むきのお手伝いをしました

皮のうち 白い内皮が和紙の原料となります

今年もしっかりと成長し いいかんじです

 

むいた日は小雨だったため 室内干し

 

晴れた日に 日光と風で カラカラに乾かす

 

今年の夏は酷暑が続きました

そんな中でも こうぞ組合の方々は

早朝そして夕方に(それでも暑かった)

草刈りや芽かきを丹念にやられていたそうです

モノができる 陰の苦労も知っておかなければ

 

美濃こうぞで漉いた紙です

きれいな繊維です

 

 

 

 

今年も立派なトロロアオイです

この根っこは紙漉きに欠かせないしろもの

これをつぶして、水を加えてかきまぜると

とろーっとした粘液がでてくるのです

 

紙漉きの際、この粘液を加えますと

こうぞと水がきれいに混じりあい

簀桁をゆらして紙を形づくることができるのです

この植物なくしては、仕事ができません

 

トロロアオイを運んでくれた大きなトラックには

これから各産地で配られる数百箱が

ぎっしりと積み込んでありました

紙漉きに必須のしろもの 年に一度の入荷

運搬は責任重大です

 

トラックのお兄ちゃんありがとう

もちろんトロロアオイ農家さんありがとうございます