「よう降りましたねぇ」
ご近所同士の合言葉のように交わされます
晴れの日を待ちながら 紙干し場の雪かきをし
すぐにでも紙が干せるよう準備をしていました
天気回復のきざし
ようやく紙を漉くことができ
屋根に残る雪から落ちるしずくを避けて
干しました
やっと紙が漉けるという前日の晩
いつになくウキウキしていました
自分でも そんな気持ちになったことに びっくり
また次の準備に とりかかります
「よう降りましたねぇ」
ご近所同士の合言葉のように交わされます
晴れの日を待ちながら 紙干し場の雪かきをし
すぐにでも紙が干せるよう準備をしていました
天気回復のきざし
ようやく紙を漉くことができ
屋根に残る雪から落ちるしずくを避けて
干しました
やっと紙が漉けるという前日の晩
いつになくウキウキしていました
自分でも そんな気持ちになったことに びっくり
また次の準備に とりかかります
こんなに雪の日が続くのはあまりありません
朝に降り 昼に解け 夜に固まる の繰り返し
紙干し場が雪に覆われ
時折 屋根からかたまりがどさっと落ちてくる
紙漉きはストップし
晴れの日を待っています
雪かきの手を止め 書いてみました
雪は美しく
いつもとは違う時間を与えてくれるようです
大寒になりました
朝からずっと
大寒だ いい紙が漉けるぞと意気込んでおりました
漉いてみて 簀(紙漉き用具)の上の表情はどう?
きめの細かい那須こうぞが
カルピスのようにきれいに溶けて
たてに よこに 流れる
ネリがよく効いて 簀に平たく平たくなじんでいく
とってもいい表情であります
うまく干せるといいな