岐阜県旧徳山村から移築された 旧宮川家住宅です

            岐阜県百年公園にて

 

中はどうなっているのだろうと入ってみると

入り口すぐ右に 紙屋(かみや、紙漉き部屋のこと)が

広さ2畳ほど 床近くに明かり窓

座って漉いたのでしょう

このような光景が思い浮かびました

「紙漉村旅日記」寿岳文章・静子著 より

 新潟県豊実村 昭和13年

 

徳山村では昭和20年頃から紙漉きが衰退したそうです

雪深く寒さの厳しい村で この小さな部屋で

どんな思いで紙を漉いていたのだろう

しばし離れられませんでした

 

 

 

 

2026年6月6~7日 

全国手漉き和紙青年の集い 八女大会(福岡県八女市)

青年の集いが始まって50周年の記念大会です

 

紙漉きや紙漉き用具職人、和紙の使い手や研究者、

販売の方など、およそ100人が各地から集いました

青年の集いのこれまでを振り返る講演

青年の集いは故柳橋先生の呼びかけで始まりました

田舎の紙漉き青年達が組織の縛りなく

「自由に」話し合える集まりができました

先生は若い紙漉きの話も膝を交えて聞いて下さり

豪快な笑顔が印象的でした

 

和紙工房見学

美濃とは違う工夫があちこちに

それから紙漉きも見せていただきました

揺り方、水の動かし方に感心しました

 

設備についての質問が次々と交わされています

どこの工房も広く設備が整っています

効率よく量産できるだろうと想像します

 

九州の和紙展 各工房特徴ある和紙が見られました

 

50年続いた青年の集いは

柳橋先生の思いを受け継いだ

いい人間関係の集いになっています

そして紙漉き地は次世代が引き継ぎ存続しています

 

先生は空から見守ってくださっているでしょうか

 

 

テッペンカケタカ テッペンカケタカと

緑の山に響くホトトギスの声

フィーフィーフィーと

川から聞こえるカジカガエルの声

もう こんな季節

 

今日は晴天 暑かった

干しあがって積み重ねられていく紙

ふんわりと 白く 美しい

 

晴天に恵まれ うまく乾き きれいに紙が仕上がっていく

この喜びのために仕事をしているような・・・

 

梅雨が来る前にできるだけ漉いておきたい

梅雨入りが延びますように