#変えてみましょう | 【ハノイより】『自分勝手な還暦男』

【ハノイより】『自分勝手な還暦男』

仕事の関係で一年間の2/3は、ベトナムはハノイを拠点に、
主に台湾、インドネシア、タイ、マレーシアなど東南アジアを訪問しています。

 

 

#変えてみましょう

仕事術の基本「整理整頓」

 

こんにちは、中島でございます。

 

新年度が始まり、最初の終末を迎えますね。

 

ネット上では、新社会人が早くも退職すると言ったケースも散見されています。

 

昭和・平成・令和と、全く違う時代を生きてきた3世代が融合する社会になった今だからこそ、基本に帰るべきではないかと、このブログを書き進めたいと思います。

 

テーマのとおり、今日は仕事術での「整理整頓」がテーマです。

 

 

 

 

 

「仕事ができるようになりたいなら、

まずデスクを片付けろ」

 

ビジネスの世界で古くから言われるこの言葉は、単なる精神論ではないんですよね。

 

それは、最新の脳科学や心理学の観点からも、整理整頓は「脳のメモリを最大化する戦略」であることが証明されています。

 

 

整理整頓に関する衝撃の数値データ

 

「自分は片付けが苦手なだけだ」と軽く考えているなら、この数字を見て驚くかもしれません。

 

1.探し物の時間

年間「150時間」

日本のビジネスパーソンは、年間で平均150時間も「探し物」をしているというデータ(コクヨの調査など)があり、これを 1日8時間労働として換算すると、年間で約19日分「ただ探し物をするためだけに」仕事をしている計算になります。

 

2.集中力の復旧

一度途切れると「23分15秒」

カリフォルニア大学の研究によると、深い集中状態にあるときに話しかけられたり、探し物で意識が逸れたりすると元の集中力に戻るまで平均23分15秒かかるとされているそうです。

 

3.視覚的ノイズによるIQ低下

ロンドン大学の研究では、マルチタスク(散らかった環境で複数の刺激にさらされること)は、IQを15ポイント低下させるという結果が出ています。 これは「徹夜明けの状態」よりもひどい認知能力の低下だと言われています。

 

 

「ペンが一本見つからない」

「最新版資料がデスクトップにない」

 

 

重要なのは、そんな些細なきっかけで一度意識が逸れるたびに、あなたの脳は20分以上のゴールデンタイムを無駄にしているかもしれないという事実です。

 

整理整頓は「単なる見た目の美学」ではなく、自分の時間の一部を無駄にしないための、最もリターンの大きい「投資」とも言えます。

 

 

※よくある光景ですかね

 

 

 

では、なぜ整理整頓が、私たちの仕事の質とスピードを劇的に変えるのか。

 

その主な理由は3つあるそうです。

 

① 脳の「ワーキングメモリ」を無駄遣いさせない

私たちの脳には、情報を一時的に保持して処理する「ワーキングメモリ」という領域があります。しかし、このメモリの容量は驚くほど限られています。 視界に「出しっぱなしの書類」「飲みかけのペットボトル」「脱ぎ捨てた上着」が入ってくると、脳は無意識のうちにそれらを「処理すべき情報」として認識してしまいます。

・視覚的ノイズの影響

プリンストン大学の研究によれば、物理的な乱雑さは人の集中力を削ぎ、情報の処理能力を低下させることが分かっています。つまり、デスクが散らかっているだけで、あなたの脳は常に「背景ノイズ」にエネルギーを奪われ、本来の業務に100%の力を注げていない状態なのです。

 

② 「決断疲れ(ディシジョン・ファティーグ)」を最小限にする

人間が1日にできる「正しい決断」の回数には限りがあります。仕事術において最も避けるべきは、この貴重な決断リソースを「どうでもいい探し物」に費やすことです。

・探し物は「思考の断絶」を招く

「あの資料、どこに置いたっけ?」「あのファイル、どのフォルダだっけ?」 この問いが生まれるたびに、あなたの集中力(フロー状態)はブツブツと途切れます。一度切れた集中力を元に戻すには、平均して23分かかりますので、整理整頓によって「モノの定位置」が決まっていれば、脳は「探す」という決断をスキップし、スムーズに本業へと移行できます。

 

③ 心理的な「コントロール感」が自信を生む

仕事がカオス(混沌)としている時、私たちは強いストレスを感じます。一方で、自分の環境を自分の手でコントロールできているという感覚は、自己効力感(自分はやればできるという感覚)を高めます。

・環境がメンタルを作る

 整った環境で仕事を始めることは、「私は今、自分の仕事を完全にコントロールしている」という無意識の宣言になります。この余裕が、トラブルへの冷静な対応や、クリエイティブな発想を生む土壌となります。逆に、散らかったデスクは「未完了のタスク」の象徴であり、見るだけで無意識に罪悪感や焦燥感を抱かせてしまうのです。

 

 

では、どのように整理整頓をすべきなのか?

 

整理整頓が苦手な方にとっては、その手法がなかなか見いだせないかと思いますので、私が実践している方法を紹介したいところですが、私の基本は「断捨離」なので、参考にならないかと思います。

 

なので、いつもどおりAIに聞いてみました。

 

まずはデスク編です。

 

 

※昭和~平成中期くらいまでのデスクはこんな感じでしたね笑い泣き

 

 

【デスク編①】

物理環境の整理:脳の「ノイズ」を物理的に遮断する

 

① 「1軍・2軍・控え」の三段活用

整理整頓が苦手な人の共通点は、すべてを「今すぐ使うもの」として机に出してしまうことです。まずは全てのモノを以下の3つに分類しましょう。

・1軍(デスクトップ)

今、この瞬間に使っているもの。(PC、マウス、今書いているノートのみ)

・2軍(引き出し)

1日に1回は必ず使うもの。(ペン、印鑑、充電ケーブル)

・控え(棚・倉庫)

週に1回、あるいは月に1回しか使わないもの。(予備の文房具、過去の資料、参照頻度の低い本)

鉄則!

「机の上には1軍以外置かない」こと。 

作業が終わるたびに、1軍を2軍の定位置に戻す「リセット」を習慣化するだけで、視覚的ノイズは8割カットされます。

 

② 「水平面」を聖域に保つ

整理整頓のプロが必ずチェックするのが「水平面(デスクの天板)」です。人間は、水平な場所にモノが置かれていると、無意識にそこを「物置き」だと認識し、次々とモノを積み上げてしまう習性があります。

・書類の「垂直管理」

書類を机に寝かせて置いてはいけません。必ずファイルスタンドを使い、「立てて」管理します。立てることで、中身がひと目で分かり、重なり合った書類の下から探し出すという無駄な動作(と決断疲れ)を排除できます。

 

③ 「配線の迷宮」を攻略する

意外と見落としがちなのが、PCやモニターの裏側でとぐろを巻くケーブル類です。これらは「動かないノイズ」として、あなたの集中力をじわじわと削ります。

・ケーブルホルダーと結束バンド

100円ショップのアイテムで構いません。視界に入るケーブルを一本にまとめ、机の裏に隠すだけで、デスクの「情報の密度」が劇的に下がります。このスッキリ感は、想像以上に脳をリラックスさせます。

 

④ 「カバンの中身」はあなたの機動力

デスクだけでなく、持ち歩くカバンも仕事術の一部です。重いカバンは身体的な疲労を招き、結果として午後の思考力を奪います。

・「もしも」の備えを捨てる

「いつか使うかも」という資料や予備のバッテリーが、あなたの歩みを遅くしていませんか? 現代の都市部では、ほとんどのものが現地調達やクラウドで解決できます。

・バッグインバッグの活用

モノの定位置をカバンの中にも作ります。「財布はここ、鍵はここ」と決まっていれば、玄関先やレジ前でガサゴソと探す無駄な数秒(とそれによる小さなストレス)を抹消できます。

 

 

※書類などは、紙媒体ではなくクラウド上での保管が当たり前。

 

 

【パソコン・スマホ編②】

デジタル環境の整理:画面の乱れは「思考の乱れ」

 

現代の仕事の9割は、PCやスマホの「画面の中」で行われます。つまり、デジタル環境を整えることは、仕事のプラットフォームそのものを最適化することに他なりません。ここからは、思考のスピードを落とさないためのデジタル整理術を解説します。

 

① 「デスクトップ0(ゼロ)」という鉄の掟

PCを立ち上げた瞬間、画面いっぱいにアイコンが並んでいませんか? それを見た瞬間、脳は「やらなければいけないことの多さ」に圧倒され、無意識にストレスを感じます。

・デスクトップは「作業場」であり「倉庫」ではない

 デスクトップに置いていいのは「今、現在進行系で作業しているファイル」のみ。作業が終わったら、適切なフォルダへ移動させるか、ゴミ箱へ。

・「一時保管フォルダ」の罠

「とりあえず」というフォルダを作ると、そこがブラックホールになります。週に一度は空にする「仕分けの日」をカレンダーに入れておきましょう。

 

② 「3秒で辿り着く」フォルダ構成と命名規則

ファイルを探す時間は、仕事における「最大の純損失」です。これをゼロに近づけるために、自分なりのルールを徹底します。

・命名規則の統一

[日付]_[プロジェクト名]_[ファイル名]_[ver2] のように、名前だけで中身と鮮度がわかるようにします。

・フォルダ階層は「3層」まで

深すぎる階層は、クリックの回数を増やし、記憶の負担になります。

・検索機能をフル活用

全てのフォルダを完璧に管理するのは不可能です。OSの検索機能(WindowsならWin+S、MacならSpotlight)を前提に、検索に引っかかりやすい「キーワード」をファイル名に入れておくのが現代流の整理術です。

 

③ 「ブラウザのタブ」は脳の借金

気がつくとブラウザのタブが30個くらい開いている……という方は要注意です。開いているタブは、脳にとって「未完了のタスク」として認識され続け、バックグラウンドでエネルギーを消費し続けます。

・ワンプロジェクト・ワンタブ: 今やっている作業に関係ないタブは一度閉じましょう。「後で読むかも」というページは、ブックマークや「Pocket」などの保存ツールへ飛ばし、視界から消すことが重要です。

 

④ 「スマホの通知」を断捨離する

スマホは最強のツールであると同時に、最強の「集中力キラー」です。整理整頓は、入ってくる情報の蛇口を絞ることからも始まります。

・通知の全オフ(電話以外)

LINEやSNSの通知が鳴るたびに、あなたのIQは一時的に低下します。自分から「情報を取りに行く」主体性を持ち、アプリに「呼ばれる」受動的な時間を減らしましょう。

・ホーム画面の1枚目には「道具」だけ

1枚目の画面には、カレンダーやメモ帳など「生産的なツール」だけを置き、SNSなどのエンタメ系アプリは2枚目以降のフォルダの奥深くに隠すのが正解です。

 

このように、無意識のうちに取っている行動に無駄があるという、なんとも本末転倒なことを気を付けるだけだそうです。

 

とうはいえ、こう書いている以上に、無意識でルーティンのようにタブを開き、スマホを操作することに慣れてしまっていますので、これを無駄と考える事から始めなければなりませんね。

 

 

 

 

 

 

 

私自身も、仕事なのかプライベートなのか分からないスマホの通知音が気になったり、あとでまた使うからと、タブを余計に開いたり、書類が出しっぱなしになったりすることがあります。

 

なので、契約書などの重要な書類も、紙媒体で保存する傍ら、PDF化しデジタル保存しています。

 

私は昔から、前日の仕事が残り、翌日に同じ仕事をする場合でも、一旦書類などは元の位置に戻し、その日をリセットするようにしています。

 

これは、第一線での事務作業が減った今でも続けています。(ベトナムでも一緒)

 

そして、冒頭にお書きしたとおり、定期的な断捨離を行っています。

 

1軍、2軍、控え全てにおいて、デスクなどの物理的以外でも、PCのデスクトップの整理も含めてです。

 

時には、必要なものまで断捨離してしまい、あとで探すなんてことも・・・・・・てへぺろ

 

こう書きながら、自分も反省しているところです。

 

明日は、朝からハノイ市内のインターンシップ協力大学でのジョブフェアへ参加するので、今日ブログを配信したところです。

 

ひっそりと、明日の深夜便で短期帰国を企てている中島でした。

 

ではまた、

 

※来週月曜日のブログはお休みします。