#急がず焦らず
こんにちは、ハノイに帰ってきました中島でございます。
5月12日に北海道からハノイに戻り、北海道滞在中の気温が5℃から15℃くらいで、25℃を超えるような気温差で面食らってます。
まぁ、出国時の気温が20℃くらいでしたので、実際には10℃くらいの気温差なのですが、今のハノイ、何せ湿度が滅茶苦茶高くなる時期でもあります。
冬と逆で、この時期の多湿は、体感温度で3℃以上変わる感覚なので、北国育ちの私の体は、水分が体に溜まり、むくむく浮腫みの状態になります。
まぁ、来週には台湾に行き、その後は再び1週間北海道ですからね。
気温差よりも、移動で疲れそうです。
さて、私のベトナム生活も、コロナ明けに再会し早2年が過ぎました。
1年のうち、280日くらいを海外で生活し、そのうち250日くらいがベトナム滞在です。
一見すると、優雅に海外生活をおくっているように思われるかもしれませんが、当然ですが、キチンと仕事もこなし、自分が思い描いている先に、着々と進行しています。
目指すべきものが決まっていますので、早々にそこに行きつくことも可能なんですが、焦りすぎると、間違った方向に行く事業でもあるので、確実な方法で進めています。
過去の経験からも、
結果を求めすぎて、焦り躓いては、
結局それまでの苦労がゼロになってしまうことが多いので、本当に慎重に進めています。
また、日本国内の事情とは全く違う中で進めなければなりません。
言葉の壁はもちろんですが、考え方も違いますので、こちらの意見を一方的に押し付けてしまうと、そのスピードが鈍化することも多々あります。
こんな変ちくりんな私ですが、
ハノイ市内のインターンシップ協力先の私立大学では、
2単位取得可能な授業を行っています。
前期までで約150名近い学生たちが受講していて、新年度の学期が始まる7月からは、なんと2クラスの編成になりそうかもという話もあり、結構人気の講座になってきているそうです。
にわかに信じがたいけど、本当かなぁ?
加えて8月からは、単位取得科目ではありませんが、特別講座の開講も決まっています。
実は、そうした仕組みを、大学以外でも活かしたいと考えていて、その考えをパートナーの皆さんに話していました。
その結果、なんとなんと、それが具現化しました。
待望の訓練施設が誕生!
なんの訓練施設かというと、
ホテルや旅館、外食などの訓練施設です。
実は、外国人が日本で働くための在留資格である『特定技能』の試験が、ようやくここベトナムでも始まりました。
宿泊業の試験についても、今月から始まることもあり、
『それに向けた訓練施設がいるなぁ』
と考えていましたので、グッドタイミングで完成です。
日本に行き、働きながら覚えていくスキームの前に、基本的な所作・仕事内容などを把握する事は、実際に日本に行き、仕事に就いた際のギャップを埋めることができます。
また、経済的な理由で大学には行けないけど、日本に行き活躍したという思いのある有能な人材へのチャンスの場も広がる施設です。
規模こそ、大きくありませんが、十分に効果が期待できる施設です。
なかでも、今回の目玉は
じゃーん!
それは数多くのパソコンを配置した施設です。
この施設では、日本企業の協力のもと、実際に使われているホテルシステムを使ったフロントと予約業務の訓練をしていく予定です。
既に、宿泊では、自社で製作したテキストがありますし、フロント予約業務のテキストも順調に製作が進んでいます。
もっともっと書きたい事がありますが、きっと良い効果が発揮されると考えています。
というか、
私が携わるのですから結果が出ないわけがありません
【日本と世界の虹のかけはし】
最初に設立した一般社団法人海外人材開発推進機構のキャッチコピーです。
そして、最初から一貫したスローガンは、
【すべては働く人の笑顔のために】
この目標に向かって着実に進んでいます。
嬉しさを、文書表現すると、ただただ胡散臭い内容になってしまう中島でした。
ではまた、
2016年のインターンシップ第1期生たち、良い笑顔が懐かしい!