【脆】崩れる落ちるキャリア? | 中島稔の『勝手な事を書くブログ』

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仕事の関係で一年間の2/3は、
ベトナムはハノイを拠点に、
主に東南アジアを訪問しています。
その日の気分で勝手な事を書いています。

 

 

【脆】崩れる落ちるキャリア?

 

 

こんにちは、ブログらしいブログを書くのは、久しぶりで3週間ぶりとなります。

 

はい、そうですサボっていました中島でございます。

 

GWで日本に2週間ほど滞在し、5月14日にベトナムのハノイに戻り、息つく間もないまま、17日から2泊3日で台湾に行き、仕事だけ済ませハノイに戻るなど、何か忙しくしていました。

 

まぁ、それも、書くことをしなかった言い訳ですてへぺろ

 

【台中市の新しい協力大学を訪問】

 

学生への説明会

 

さて、今朝なんですが、ネット上で気になる記事というか、コラムを見つけました。

 

日経ビジネスのコラムで、河合薫さんという方が、2021年6月に寄稿したものです。

 

タイトルは

 

【年下困らす「役職なし」50代おじさんの絶望と幸福感】

 

と、50代後半の私にも、なんとも衝撃的なタイトルだったので、思わず読んで見ました。

 

簡単に書くと、50代の特に男性会社員が使えないという内容です。

 

役職の上にどっかり乗りかかり、無能な時間があまりにも長く過ごしたことから、いざ、役職を降ろされ、部下だったスタッフたちがある日突然上司になる。

 

しかも昭和世代が嫌う女性上司となると、こうした人たちの考える事は同じ思考で

 

「なんで俺が女性の下にならなきゃないんだ」

「俺が何をしたというんだ」

 

って感じでしょうか。

 

(もろ昭和世代の宴会芸)

 

漏れなく50代の男性である私も、こうした考えが有るか無いかというと、世代や生まれ育った環境のせいばかりにはできませんが、根底には同様の思考があるのは否定しません。

 

 

 役職定年の意義は?

 

その組織にとって、重要な人材なら、役職定年だったとしても、自分の居場所を確立できていて、自分の存在価値を作りあげられていると思いますので、雇用条件も大きく変わることなく、後進育成や技術移転に注力してもらうために、役職を外し、業務や心労負担を軽減される。

 

役職定年制は、良く書くとこんな感じで、

 

悪く書くと、人件費が高騰したので、一定の年齢に達した人材の役職を外し、人件費の削減を図る方策として導入する。

 

実際には、後者で運用している実例が多いので、このコラムのようなことが起こっているのでしょうか?

 

(選択肢の一つ・・・・退職)

 

単に年功序列で役職者になり、能力以上にその肩書きで威張り散らした人では、役職定年後の自分の立ち位置は作れないでしょう。

 

同じく年功序列というか、退職間際の温情昇格なんてこともありますが、温情昇格の場合は、自分の立場を分かっているので、コラムにようにはならず、退職までひっそりとやり過ごす方が多いかも知れません。

 

30年以上も会社員として勤め上げ、最後が役職定年で窓際に追いやられる・・・・・・・・。

 

IT化が進み、生まれ育ち、物心ついた頃から、自分の手足のように操作する若い世代に比較すると、我々50代はIT化が進む中で会社員として育ってきました。

 

ガリ版、オフセット印刷、青焼きから始まり、コピー機の導入、平成に入りワープロが普及、

 

その後、WINDOWSの登場で、一気にパソコン社会に突入しました。


あいうえお入力からローマ字入力に変わるだけでも苦労した方いますよね。

 

加えて、携帯電話からスマートホンが普及し始めた平成中期からは、ITデジタル社会のスピードは目まぐるしく進化し、現在はAIの時代です。

 

Chatgptがなんでも答えてくれる。

 

今後はこれを上手く使いこなすことで、すべての仕事は効率的になるだろう。

 

 

ここからは、一人言

 

今まで積み上げてきたキャリアよりも、ITの知識を持った人材が優遇される時代はもう来ている。

 

意識を変えなければと思いながらも、この年になると思った以上に時代についていくことが難しくなっています。

 

日々この進化に対応するために、努力を重ねたとしても、到達できないこともある。

 

その時、自分はどう思うのか。

 

キャリヤやプライドで支えられてきた自分に、絶望感だけが残った時、そうした支えは脆くも崩れていくだろう。

 

今からでも間に合うだろうか?

 

絶望感が残ったとしても、生きて行かなければならない。

 

だとすれば、いつまでも絶望感に落ち込んでいないで、次のステップを探した方がいい。

 

絶望感で悩む時間がもったいない。

 

そう考えて行動してみよう。

 

今日はここまで、