今回おすすめするボードゲームは「バックトゥザフューチャー」です。

みなさんご存じ、映画「バックトゥザフューチャー(パートⅠ)」を題材にした協力型のゲームです。映画が再現率が高く、ゲームとして、非常に洗練されており、かなりおすすめです。

目次
1.ゲーム概要
2.ゲーム流れ
3.終わりに

 

1.ゲーム概要

1-1.ゲーム目的

バックトゥザフューチャーのゲーム目的は2つあります。

目的①デロリアンの準備

自分の時代から両親の青春時代にタイムスリップした主人公マーティは、自分の時代に帰らなくてはなりません。タイムマシーンであるデロリアンをスタート位置から時計台の前に移動しタイムスリップの準備をします。

スタート地点からデロリアンを進めて、

ゲーム終了時に時計台の位置まで移動させます。

デロリアンの準備は、移動だけではありません。時計台に落ちる稲妻のエネルギーを伝える道具も必要です。ドクの家からデロリアンを進めたいときは、この道具が必要です。

目的②両親の恋愛成就

主人公マーティはひょんなことから両親が恋に落ちるきっかけとなった出来事を台無しにしてしまいます。時計台から稲妻が落ちる時間までに、両親が恋を実らせる必要があります(恋が実らないとマーティの存在がなくなってしまう。)

1-2.ゲーム終了について

1-1で説明しましたゲームの目的をプレイヤーは時計台に稲妻が落ちる20ターン(1人1ターン)までに達成しなければなりません。両親の恋愛状況によっては20ターン前にゲームが終了することもあります。

2.ゲーム流れ

(1)イベント発生

プレイヤーがアクションを行う前にイベントが発生します。イベントはターンごとに変わります。「TURN TRACKER」でイベントを確認しましょう。 

発生するイベントの種類は3つです。

①トラブル

「TURN TRACKER」にトラブルのマークがあるターンのプレイヤーはトラブルカード引きます。トラブルはプレイヤのアクションに制約をかけます。トラブルを解決しないかぎり、制約状態は永続します。

②キャラクターの移動

移動カードは、主人公の両親であるロレイン、ジョージ。両親の宿敵であるビフの駒が動きます。「TURN TRACKER」にキャラクター移動のマークがあるターンのプレイヤは移動カード引きます。

ビフマークがあるカードは要注意です。ビフが両親に近づいてきます。

ビフが両親の同じ場所にいるとき、ビフマークがあるカードを引いた場合、

恋愛パラメータが下がるので、ご注意ください。

➂写真チェック

「TURN TRACKER」に写真チェックのマークがあるターンのプレイヤーは写真チェックを行います。恋愛パラメータがハートマークに達していない場合、写真が裏返しになります(両親の恋愛状況が、未来の子供の存在有無に影響を及ぼす)。

すべて、裏返しになってしまった場合は、ゲームオーバーです。

(2)アクション

プレイヤーはイベント終了後、アクションを行います。有効なアクションがゲーム成功のカギです。プレイヤーはキャラクターカードに置かれているパワータイル分アクションを行うことができます。スタート時は5つ、トラブルや好機を解決した場合、パワータイルを増やすことができます。

パワータイルは、使用後、裏向きにします。すべてのタイルが裏になった場合、もしくはプレイヤーがアクション終了を宣言した場合、アクション終了です。

アクションの種類について説明します。

①移動

プレイヤーの駒を移動します。サイコロを振らない代わりに、3スペース移動することができます。プレイヤのコマを移動する時、ロレインとジョージをエスコートすることができます。

②恋への影響チャレンジ

プレイヤーの駒が、ロレインとジョージが同じ場所にいる時、恋への影響チャレンジができます。ラブサイコロを振って、恋愛パラメータを上げます。

バックトゥザフューチャーの使用するサイコロの目は、「特定シンボル1個(ラブサイコロの場合、ハート)」「特定シンボル2個」、「ワイルドシンボルx2」、「ビフシンボルx2」になっています。それぞれの目は以下の通り。

a.特定シンボル1個(ラブサイコロの場合、ハート1個)

ハートマークが1つの目が出た場合、恋愛パラメータが1上がります。

b.特定シンボル2個(ラブサイコロの場合、ハート2個)

ハートマークが2つの目が出た場合は、2上がります。

c.ワイルドシンボルx2(サイコロに2面あります)

ワイルドシンボルは、どのシンボルに変えることができるので、ハートマークとして使用できます。

d.ビフシンボルx2(サイコロに2面あります)

ビフシンボルは、ビフを両親に近づけます。もし、両親と同じマスにビフがいた場合、恋愛パラメータを1つ下げます。

➂デロリアン移動チャレンジ

プレイヤーの駒が、デロリアンと同じ場所にいる時、デロリアン移動チャレンジができます。

④デロリアン準備チャレンジ

プレイヤーの駒が、デロリアン準備の道具が置いている場所にいる時、デロリアン準備チャレンジができます。下の写真の場合、「知識シンボル」が3つ出た場合、道具を手に入れることができます。

④ビフとの戦い

プレイヤーの駒が、ビフと同じ場所にいる時、ビフと戦うことができます。「勇気シンボル」が出た場合、ビフを気絶されることができます。移動カードやサイコロでビフマークが出た場合、気絶したビフは復活します。

⑤トラブルチャレンジ

プレイヤーの駒が、トラブルカードが置いている場所にいる時、トラブルチャレンジができます。下の写真の場合、「スピードシンボル」or 「ワイルドシンボル」  を1つ出すことができれば、トラブルを解決することができます。

トラブルを解決するとゲームの制約がなくなり、パワータイルを増やすことができます。パワータイルの増加はゲーム攻略の成功率があがります。積極的にチャレンジしましょう。

⑥機会 チャレンジ

プレイヤーの駒が、機会カードが置いている場所にいる時、機会チャレンジができます。下の写真の場合、「勇気シンボル」、「ハートシンボル」の計2つ出すことができれば、機会を成功することができます。

(3)TURN TRACKERのキューブ移動

プレイヤはアクション終了後、「TURN TRACKER」のキューブを右に動かし、手番終了です。(1)~(3)をゲーム終了まで繰り返します。

3.終わりに

友達と遊びました。結果はボロボロ。トラブルの解決やパワータイル集めに必死になりすぎて、デロリアンの移動があまりできず。ビフの大活躍??で恋愛パラメータがまったくあがりませんでした。ビフ強すぎる!!ゲームとしては、ものすごく楽しめました。キャラクタの特性を踏まえて、役割分担(ビフ足止め担当、恋愛担当、デロリアン担当)をし、ゲームを成功させたいです。

最後にボードゲームの登場人物の記念撮影、また遊ぼう!!