4月になり首都圏の桜は満開に。
先日(2024.04.06)昔(て言うか大昔)の職場の集まりがありました。
コロナ禍で長く集まれなかったので5年の時を経ての集まり。
「お久しぶりです」「お元気でしたか?」と笑顔で再会を喜び。
よくよくうかがうと皆それぞれいろんな事があった年月で。
喜ばしい、おめでたい事はもちろん、悲しい、つらい事。
すべてを完全に知る事は出来ずとも窺い知るそれぞれの人生。
(中年以降の人生は老いが待っていて楽しくなさそうだな)
このような不届きな事を思っていたのは肉腫罹患以前だったでしょうか。
肉腫罹患して此の方、年を重ねるのは素敵な事だと思うようになりました。
「老害」と言う嫌な言い方をされる事もありますし、ぶっちゃけ残念な仕上がりの人がいるのは事実なんですが(※例=自分)それでも年を取るのは素敵な事です。
話しはガラリと変わり。
【肉腫に対して、ゲムシタビン+ドセタキセルが社会保険診療報酬支払基金で承認。実質、保険適応になりました。この薬剤は、10年以上前から、学会でも保険適応の要請をしており、やっと感があります。】
と言うのを目にし。
「ゲム+ドセ、2017年夏頃やったなぁ~ふーん...ゲム+ドセの保険適用って微妙な感じなんだ(・・?」
センシティブな内容で書き表すのが難しいのですが、この春から晴れて(でイイのかしら...)「保険適用(扱い⁉)」になったようです。(いや、微妙な言い回ししかデキんす...スミマセン)
https://www.saitama.med.or.jp/hoken/iryouhoken/2022/410.pdf
肉腫のお薬についてはこちらがわかりやすいでしょうか
(この表でいくと)「ゲム+ドセは平滑筋肉腫は適応だけれど脂肪肉腫は適応ではないのか(?_?)」
(この表でいくと)「パゾパニブ(ヴォトリエント)は平滑筋肉腫は適応だけれど脂肪肉腫は適応ではないのか(?_?)」
「肉腫」と言えど適応に違いがあるんですね(今頃それ言うか!?)
そして(この表でいくと)「ドキソルビシン(アドリアシン)ほぼ全ての肉腫で第一選択薬...不動の一位^^;」
絶対王者のドキソルビシン(アドリアシン)の座を揺るがすお薬が出てきて欲しいです。
すんごい効果を発揮しつつも(これ以上は危険!)な上限量とかなくて耐性つかなくて圧倒的に副作用少ないの。
研究者さん、製薬会社さん、あと政府も...どうかよろしくお願いいたします。
ゲム+ドセが奏功している肉腫患者さん、少なからずいらっしゃるので
副作用をがまんし過ぎず上手にお付き合いして行っていただけたら、と願って止みません。
(ホント、早く成敗して【一件落着!】となりたいですよねぇ...)
そんなこんなな日々なんですが、先日病院(大学病院)から電話がかかってきて。
(な、何!?ナンかあった!?私、ナンかヤラカした!?Σ(゚д゚lll))
特にナンかあった訳でもヤラカした訳でもなく「次回造影CTの結果発表の受診日、Y先生学会なので変更可能でしたら受診日の変更をお願いしたい」と言う趣旨のお電話でした。
病院から電話がかかってくると過剰反応してしまうビビりな自分を何とかしたいです。
そして今日、SRTの病院からハガキで「放射線治療センター長交代のお知らせ」が届き。ご丁寧にハガキ。
私も診ていただいていた先生がご栄転される由。
「今までの診療経過は後任の医師に十分に引き継がれておりますので、安心しておかかりいただければと存じます」とありました。
2024.02.14に、このご栄転される先生の診察を受けた際「先生...コレ...おばさんに貰っても嬉しくないと思いますけど...」とチョコを渡していた自分。
何もなければ一年後のバレンタインの頃にまたお目にかかれると思っていました。
本当、何事も「一期一会」なんですよね。大切にして行きたい(生きたい)です。