「母が生きていた2023年」がもうすぐ終わりを迎えようとしている。そんな年の瀬。
わかっていた事とは言え、それでもやはり母が亡くなったのは大きな事で。
簡単に言ってしまうと「喪失の痛み」なんですけど、悲しくて悲しくて。
何かと言うと涙が出て(こんなに悲しくて立ち直れるんだろうか)と思いました。
でも(お母さんだけでも見送れて良かった)とホッとした自分がいたのも事実でした。
比べる事は難しいですが、兄は私以上に喪失の痛手を深く負っているのかもしれません。
私はsarcoma(肉腫)とgrief(悲嘆)ふたつのsurvivor・・・図らずも。
「survivor」って「生き残って良かったね!」みたいなポジティブな面にスポットが当たりがちですが
「苦しくても生きて行く」と言う事でもあり。
「克服(完全緩解)したサバイバー」(晴れ)≠「診断されたときからずっとサバイバー」(曇り)←みたいな感じでしょうかね私は。
そんなドン曇りsurvivorな私の2023年の治療は8月に左肺の転移性肺腫瘍にSRTで5日間入院。
あと、8月は日帰り入院で上の親知らず2本の抜歯もありました。
ビッグイベント(イベント…って)はこの二つで、あとは甲状腺の経過観察があったり。
そんな感じでした。
と、締め括ろうと思っていたら昨日足(左の親指)を負傷してしまいました。
左足の親指あたりに椅子(の足)が直撃と言うか落下したと言うか。
「痛ぁっ~~!!」(※単なる打撲で済んだ模様です。内出血で赤黒くなっています)
いや、ほんと、人生最後まで何が起こるかわかりません。
悲しかったり苦しかったり辛かったり。弱音ばかりで情けなさ満載。
弱さ、情けなさ、ダメさ...ずるずるとそれらを引きずりつつsurviveしている私です。
困難にあってもsurviveしておられる皆さんのお姿にいつも「ポン」と勇気を投げ込んでもらっております。
愛を贈りたいです。
「愛を贈ります~♪」素晴らしいCMなんですけど、最後に突然いいちこが現れてツボります。
...つい笑いに行ってしまいましたが、癒される歌声で大好きです。ご本人のフルバージョン↓
「時は贈りもの」・・・本当に。
どうぞ良いお年を。