昨日、一昨日と通院で。台風7号の動向に非常にヤキモキしましたが、被害に遭う事なく予定通り通院done。

 

被災された方、まだ大変な状況の方もおられる事かと…お見舞い申し上げます。

 

がん(肉腫)治療には様々なリスクがある事は言わずもがな…ですが、気象状況(台風等)もそうだな、と。

肉腫罹患は人生の被災。その上に自然災害の被災。ハンパなし。

 

違うがん腫の人と比べるでも、況してや同じがん腫の人と比べるものでは全く無い事を申し上げておきます<(_ _)>

いや、コレほんとに。百歩譲って「参考程度」になるか?イヤならないか?くらいな。おやじとわらじくらい違うのかもしれないな、と。

十人十色と言うか。状況の細かい違い…人それぞれなので。

自分の備忘録として記しています。

 

私が普段ダラケタ暮らしぶりなのは何度かボヤイテいるかと思うんですが、そんな怠惰な私にとって7月後半から結構tightな日々の連続で…

 

採血・造影CT検査通院→旅行→近所の歯医者通院(虫歯)→採血・造影CT検査結果聞きに通院→

お施餓鬼(法事)で実家近くのお寺に行き→ピアノも通っている。

(ココまで7月)

 

(8月に入り)

8/1→◎病院(放射線治療)で採血と肺のCT。7月末の採血結果と造影CTのCD-ROMと診療情報提供書提出。

私:「8月末に親知らず抜歯するんで9月に治療ですかね?」

医:「ン~。じゃ、親知らず抜歯前にやっちゃいましょう!」

Σ(゚Д゚;エーッ!などとヤル間もなくサクサク進み治療日程が決まる。

入院を希望→「じゃあ、心電図とレントゲン受けて帰ってください」

看:「やはり通院だと大変だから入院で?」

私:「通えるんですけど、酷暑やゲリラ豪雨とかの懸念が…」

看:「なるほど。そうですよねぇ…」

みたいな会話をしつつ、心電図とレントゲン撮って帰宅。

8/2→親知らず抜歯する大学病院で採血。昨日に引き続き連日の採血。主に感染症の既往を知りたげなオーダー。B、C型肝炎、梅毒、HIV 等(同意書取られます。もちろん他の項目もあり)

8/7→ピアノ

8/10→母の相続手続きで実家近くの金融機関へ。鍵が違い貸金庫開かずミ(ノ_ _)ノ=3 ズコー‼︎

8/12→賃貸の契約更新手続き

8/14→親知らず抜歯の事前説明(歯科麻酔、日帰り入院の説明、同意書書いたり)

8/15→◎病院で特殊肺機能検査、放射線治療計画CT撮影

 

書き起こしてみると( ´_ゝ`)フーンて感じなんですけど、普段ダラダラしている私にはタイトで。

 

「tight! tight! tight!」By Tuco (ブレイキング・バッドより)←面白いドラマでした

 

タイト(tight)と言えば、昨日の放射線治療計画での固定具の型取り。

肺の治療だと心臓の鼓動や呼吸で病巣が動いてしまうの折り込み済みでヤルんですけど(語彙力…)

お腹にベルト?バンド?帯?…とにかく腹部にベルトをギューっ!と巻いて圧迫すると呼吸が浅くなって病巣の動きが軽減できて、照射の精度に貢献する…的な。

ただ、かなりキツク巻くので快適さは失われます。「うヴエッ!(꒪ཫ꒪; )ヤバイ」って感じに。「tight!tight!tight!」と頭の中でTucoが叫ぶ。※個人差あり

技師さんが細かくシミュレーションして「なるべく巻かなくて済むように」進めてくださっていたんですけど「やはり巻きましょう」と言う結果に。

「巻く、巻かない」の判断は専門家でないので患者にはあずかり知れぬ所なんですけど「なるべく快適に治療を受けてもらいたい」と言う思いやりがありがたかったです。

 

「ベルトよ~!頼むぞ~!」マジック・ベルトの力を借りたい(古過ぎる)

 

旅行やピアノは「楽しい事」だからイイっちゃイイんですが。

旅行に関して言うと、夫の休暇のタイミング、少ない予算の中から旅行先を選定する等。無いアタマを使う→エネルギー使う。

ピアノも楽しいは楽しいんですが、自分が練習しないとハナシにならない訳で。あと、検査や治療のタイミングによっては練習日を振り替えてもらわないといけなかったり→エネルギー使う。

法事、相続の手続き→気を遣ったり、書類集め等。そして酷暑の中実際に出向く→エネルギー使う。

そもそも検査や治療のため酷暑の中通院する→エネルギー使う。

 

猛暑がいろいろ消耗させているのもある。

「あーあ…もーイヤんなってきちゃったな。もー全部投げ出したい」と思う自分。

昨日みたいベルトをギューっ!と巻かれて「うヴエッ!(꒪ཫ꒪; )ヤバイ」そんなキツイ思いをしている時。

そんな時は、母の事や仲間の事を思いながら「一緒にいる。大丈夫」と呪文のように心の中で唱えています。

 

誠に勝手なんですが、皆さんを心の杖にしています。

 

この演奏も私の心の杖。華やかで繊細で尊い。

オーケストラの演奏が終わらない内から大喝采の観客も素敵。