朝日新聞等でもたびたび取り上げられていますが、女性特有の病気で性器脱という病気があります。性器や膀胱などが身体の外に出てしまう病気です。
これは50歳以上の女性の2~3人のうち1人はかかっているとみられる身近な病気です。

通常、骨盤の中にある子宮、膀胱、直腸などの臓器は、骨盤底筋群に支えられているため、体外に出てくることはありません。
ところがこの筋群がたるんだり傷ついたりすると、臓器の位置が下がり、膣を通って体外に出てくることがあるのです。

病気が病気だけに、恥ずかしくて誰にも相談できず、受診もできずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

*子宮脱
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%90%E5%AE%AE%E8%84%B1


適切に締まった骨盤としなやかな骨盤底筋群を作っていくことで解消していけます。

まず簡単なトレーニングとして会陰(肛門の5㎜くらい前)を引き上げてみましょう。

感覚が分からない場合は、、、、

1、まず会陰を洋服の上からで構いませんのでさわってみましょう。

2、さらにおしっこをがまんする感覚、肛門をしめる感覚を実践してみます。(これは1度は経験したことがあると思うのでどなたでもできるはず)

3、2の感覚のちょうど間くらいを意識する練習をしてみます。
息を吐きながらやさしく上に押してみても○

まずはここから。

引き上げが少しできるようになったら、もっとクリアに引き上げるためのラインなどをお伝えしていきます。