韓国映画「殺人者の記憶法(映画）」の感想です
出演：ソル・ギョング、キム・ナムギル、キム・ソリョン他
ネタバレ注意
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ソル・ギョングはこの映画が初めてだったけど怖い！
その神経の細そうな眼光が印象に残る
殺人をした帰り道に事故に遭い脳を損傷して認知症的脳障害を患う
殺人を掃除のような感覚で行いながら一人娘を育てていた
妻を殺すときに娘が自分の子ではないのか？と問い詰めるシーンがあったが、結局はどうだったのだろう？
記憶があったりなかったりで翻弄されてしまう
それでも娘の恋人（キム・ナムギル）に殺人者の匂いを感じ必死に娘を守ろうとするのだった
連続殺人者だからわかる同じ殺人者の匂い
キム・ナムギルはこういう役が絶妙だ
キム・ナムギルの次の殺人ターゲットがギョングの娘だった
映画では中盤にそれがすべてギョングの妄想だという錯覚に陥るのだ
しばらくして妄想じゃなかった！
と翻弄されている自分が楽しい
しかし終盤の殺連続人者同士の戦いがダサすぎる
本当に連続殺人者なのか？
普通の人同士の戦いにしか見れなかった
ソリョンは「江南ブルース」でも夫に暴力を受け傷だらけになっていたけど、この映画でも傷だらけになってしまう
父思いの素直な娘を演じていた
父の髪を切るシーンが印象深い
自分の父が実父じゃなかった
自分の父が連続殺人犯だった
事実を知った時のソリョンを思うとエグ過ぎる
そして数々の映画に出演しているオ・ダルス
この人が出ている映画は大抵スキ
今回は警官役でギョングに力を貸す
不思議な存在感です
ギョングの記憶に翻弄されていたけれど、記憶を取り戻すために録音していた自分の声の日記
これが映画のタイトルどおり
この映画の続編があるようなので機会があれば観たいと思います
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