ご訪問ありがとうございます。
久しぶりの記事です。
色々な経緯を経て
91歳を超えた現在の母は、
2年半続けたロングショートを止め、
自宅介護に切り替えて丸2年。
当初の不穏な状況から
脱却できました。
今はおだやかな表情で
過ごせています。
私一人ではできなかった自宅介護。
援護してくれてたのは
3名の訪問介護ヘルパーさんです。
所長さんのご配慮で、
ベテランの敏腕ヘルパーさんを
派遣してくださったのです。
3名の皆さん、
いつも笑顔を絶やさない方ばかり。
あのロングショートの特養の時の
スタッフと雲と泥の差です。
(過去記事にいくつか書いてますが。)
ヘルパーさんに来て頂いているのは
週5日、身体4(2時間)。
内容は、散歩をかねた買い物と
シャワー入浴、その後のおやつ摂取。
その他、別日に、
耳鼻科通院時の付き添い介助も
お願いしています。
そんな風に、
今は介護3の点数の8割近くを
訪問介護に使っています。
そしてヘルパーさんに
接してもらっている母は
いつもヘルパーさんの笑顔が
伝染するように、
笑顔が生まれるのでした。
それを見ているうちに、
いつしか自分も
ヘルパーさんを手本にし、
母に穏やかに話しかけれるように
なっていったのが
大きかったと思います。
ヘルパーさんとの時間は
今も母にとって楽しみな時間です。
これはショートスティや
デイサービスと違い、
1対1で接してくれる
身体介護という時間が
途切れず続く事で、
自分が見守られてるという
安心感なのではないかと思います。
そうして、徐々に
不穏が薄らいでいったのだと思います。
母の足腰はかなり弱りました。
歩行には介助が必要ですし、
トイレも全面介助。
ペーパーでのふき取りもします。
その他、入れ歯も着脱や
洗面もすべて介助しています。
食事も8割はお箸とスプーンを口にもっていく介助。
そんな風に、
今では自分で何もできなくなった母ですが、
ベッドから自力で起き上がれなくなった分、
幸か不幸か、私は24時間の見守りから
解放される事になりました。
何より
足腰弱って、1日の大半を
半寝たきりのように
ベッドで横になっている事で、
徘徊して家を飛び出される事や、
家を歩き回ってころび、骨折される事、
その恐怖から解放されました。
私が行っている
1日行ってる主な業務は4つ。
①朝9時の起床とトイレ洗面、
その後にジュースとバナナの朝食
(昼を食べさせるために少量に)
そして投薬。
②昼1時にトイレ
その後、肉を加えたレトルトカレー昼食
③ヘルパーさん来訪前に大便促進
(お腹を時計廻りに抑えて排便させる)
④午後8時前にトイレ
その後夕食介助
(なるべく遅い時間にして食欲促進)
洗面、就寝
と言った具合に大きくわけて
大仕事は4つのみとなり、
それ以外の時間は、
傾眠傾向が1日の2/3を占める母は
耳元のラジオを聴きながら、
ウトウトと静かに眠っています。
その間、私は見守りカメラを
時々みながら、
自分の部屋に入って
自由な時間を過ごす事が出来るようになりました。
(これは大きいです!)
といっても、1人で介護するには
やはり疲れます。
けれども、当初自宅で引き取った時から
こんな状態になれるとは
正直、予想外でした。
それまでは、24時間見守りが必要でしたが、
支えてくださったのは、
いつも母に温かく接してくださる
訪問ヘルパーさんでした。
正直、叔父や叔母が生前、
お世話になった訪問ヘルパーさんの、
あの手抜き業務とは格段に違う。
訪問介護事務所の指導の違いや、
所長さまの人を見極める力の差ではないかと思っています。
そしてこの介護とは全く関係ない災いが
自分にふりかかるのですが、
これについては、またの記事で。。。
