10月9日(日)
今朝、夫が食事を摂りながら言った。
「オレ、味覚障害だわ・・・。」
味覚障害・・・?
聞けば、舌の奥の苦味を感じるところに異変があって、水を飲んでも苦いという。
水を飲んでも苦いって、尋常じゃないよっ!
味覚障害はあなどれないのです。
今は苦味の部分でも、次第に舌全体に広がって、行きつく先はご飯がまるで、
砂を噛んでるように感じてしまう。
「今頃・・・?抗がん剤点滴中には味覚障害は一切なかったのに・・・。」
夫は指先の末梢神経障害にわずかで、抗がん剤の副作用には強かったのです。
しばらく時間を置いて考えてみると、
やはりどう考えても抗がん剤終了して5か月経ってから、味覚障害の症状が出るはずがない。
とすると、夫が先月から飲んでいる心臓薬剤のカルベジロールではないかと疑ってみた・・・。
けれどネットで調べる限り、カルベジロールの副作用に『味覚障害』の記載はなく・・・。
そこで夫に聞いてみた。
「ねぇ、今心臓の薬で飲んでるのはカルベジロールだけだよねぇ~。」
すると、2週間前に行った診察日から、あらたに薬を増やされたと言う。
その薬の名は、テモカプリル塩酸塩錠
さっそく調べてみましたら、あったあった、『味覚障害』の記載が!
この薬剤はカルベジロールと同じく血圧を下げる薬で
心臓がバクバク動く作用を軽減するためのものです。
抗がん剤で出なかった副作用が、こんな薬で出るなんて・・・。
おだかやな薬だと思ったら大間違いで、ある意味、抗がん剤より怖いかもしれません。
やはり、どんな薬でもリスクはあるもんですね。
夫と話しあった結果、この薬は即効中止し、ひとまずカルベジロールだけ続け、
次に診察日に、テモカプリル塩酸塩の投薬を今後は避けてもらうことをお願いすることにしました。
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さて、今夜は、クリスピーフライドチキン
またまた上沼恵美子さんの『おしゃべりクッキング』から、10月5日放送分のレシピです。

この料理、なんと衣がコーンフレークです。
前夜から鶏のもも肉をビニールに入れて、調味料を入れて揉みこみ、一晩つけておきます。
(調味料は、塩と黒コショウ、おろしにんにく、はちみつ、ヨーグルト、ウイスキー)
翌日、そこに卵と小麦粉を入れ、砕いたコーンフレークを衣に揚げるのです。
撮影の時にお皿に乗せるのを忘れてしまいましたが、レモンを絞って頂きました。
レモンをかけるとぐっと美味しくなります。
甘みがあって、サクっとしていて、小池浩司シェフならではの変化球フライドチキン、
余っていたコーンフレークも使えて、大助かりでした。

この料理に合わせて作ったケララカレー
鶏肉、玉ねぎ、にんじん、リンゴ、セロリ、生姜、白ワイン入れてます。
生姜は好みでのっけてもらい、

私は、夫の大嫌いなパクチーをいっぱい乗っけて、頂きまぁ~す!

便秘解消のために毎日続けているさつま芋、
今日はレモン煮です。

専門家の医師の決めた投薬を尊重しつつも、
自分の身体をモルモットにしてまでリスクの高い副作用の投薬を続けるのはねぇ・・・。
抗がん剤中に、味覚障害防止のために亜鉛の多い食品を摂ってもらってましたけど、
今や治療が終わって安心し、減塩やコレステロール低下に重点おいていましたが、
水が苦いのは深刻です。

今はこの味覚障害を改善すべく、夫の亜鉛食品摂取に努めたいと思います。
んーーー、一難去って、また一難。。。。。。
