9月9日(金)
突然ですが、生物の寿命は、8億回の鼓動で終わるって聞かれた事がおありでしょうか?
・・・といっても、その昔、生物学者の奥様から聞いた話です。
セミでもゴキブリでもハエでもハトでもカメでも、
はたまた、象でも虎でも人間でも同じなのだそうです。
8億回の鼓動は、いわば染色体に埋め込まれた『命の電池』のようなものなのかもしれません。
そう考えると、心房細動で痙攣のごとく激しい鼓動を起こす発作は、
大事な命の電池を、不効率に消耗しているわけですから、
発作にビクつくことなく、暮らしていきたいものです。
今後夫は心臓の細動を抑える薬を飲んでいくわけですが、
その他に心臓医から言われたのが、『減塩』。
そんなわけで、この日の焼き野菜には、お塩を一切ふりませんでした。

オリーブ油で野菜を順に焼いたあと、ポタポタお皿に垂らしたシーザードレッシング
ほんのちょっとの量だったのに、充分な塩加減になってるもんですね。
レモンも絞ってかけてますし、お野菜独自のお味も生きてる気がします。

かぼちゃ、オクラ、さつま芋、ブロッコリー、人参、リンゴ。
特にリンゴのソテーって、イケてます。
余っていた野菜を使えてよかった。

こちらは海老クリームコロッケ
とんかつソースをわずかにお皿に敷いてますが、こちらも少量で充分ですね。
今までソースを使い過ぎていたのかすら・・・。

多分、減塩のために一番てっとり早いのが、汁物をのぞくことだと思います。
でも、お味噌汁だって身体にいいし、スープだって身体に良い。
だから、汁物は1日一杯と制限を決めて摂ることにしました。
この日のお昼に汁物を抜いたので、ミネストローネスープ
ダイショーさんというメーカーのスープベースが美味しくてよく使っているのですが、
かなり水を足して味を薄めてみました。
そこにトマト缶、生のトマト、玉ねぎ、ベーコンで煮込んでいるのですが、
酸味のあるトマトをたくさん入れると、減塩ながらも、お味は濃厚に変化しますね。
最後に添えたローズマリーが、アクセントになって、減塩スープには効果的です。

実は夫は心臓だけでなく、昔から腎臓の値がよくありません。
今回、クレアチニンが初めて異常をしめす高い値になっていたため、
今回の入院中、本来は1パックの輸液が、2パック施されたそうな...。
腎臓のろ過機能に負担がかかっていると思われます。
夫は普段から乳製品を摂り過ぎる嫌いがありまして、
食事以外に暇さえあれば、冷蔵庫から牛乳とヨーグルト、チーズを食べまくります。
さらにプロティンはだめだよと言っていたにも関わらず、
先週、amazonで、SAVAS(ホエイプロティン)を購入していました。
今後はこうした乳製品やたんぱく質の過剰摂取を見直して、
できれば体内のナトリウムを排出してくれる野菜を積極的に摂取していければと思っています。
(デザートは今日も梨)

そうそう、毎回食卓にお酒が置いてますが、
夫はほんの少量しか飲みません。
ほんじゃあ~、飲んでいるのはだぁ~あれ?
あ・た・し 

(といっても、私もワイングラス一杯程度ですよぉ~。)

さてさて、毎日欠かさず夫が飲んでる椎茸粉末
今回の検査で、善玉コレステロールが初の正常値範囲に入りました。
善玉コレステロールを上げてくれるという、もうひとつの食品、青さのりも追加し、
毎日摂取してもらうことになりました。

こうして夫の『改造実験』は続くのであります。
to be continue