フランソワジュランビル開花 2016 | あなたに,も一度恋をする

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フランソワ・ジュランビルが咲きました。

ようやっと、理想の姿に近づいてきました。

2013年かぼそい新苗を迎えてから、今年で4年目、ここに来るまで長かった・・・。


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昨年2015年はジュランビルを一度も記事にすることなく終わったのは、

蕾がほとんど成長することなく、うどん粉病とバラゾウムシに冒され、

幸い開花出来たした数少ない花たちは、今度は暑さのなかの西日に耐えられず、

1日花となってシナシナの萎れていったのでした。

1年前を思うと、今年の開花に、胸をなでおろしています。


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今年はバラゾウムシの数も少なかったですし、

つけた蕾の数は、昨年の5倍。

ここ数日降った雨で幾分かの花を散らせたけれど、

雨による気温の低さは、西日の暑さよりも、はるかにありがたく、

雨に濡れながらも咲く、ジュランビルをみることができました。

恐らく強い西日であったなら、チリチリに乾燥して縮んでいたことでせう。


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ティッシュをクシュクシュとさせたようなお顔が特徴ですが、

それでも、咲きたてのお顔は、ふんわり可愛いいです。


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ジュランビルの命名は、その昔、城から城へ渡り歩いた娼婦の名前

長い長いつるは、ジュランビルが渡り歩いた長い道(?)

今、主幹となる枝は10メートルをはるかに超え、最長20メートルに達しています。


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手に包んで嗅げば、何ともいえない青りんごのすがすがしい香りがして、

その香りは、豊満な熟女の娼婦というよりも、むしろ初々しい少女の香り。


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葉の形は可憐で繊細

その枝葉の美しさは、数あるつるばらのなかで、私の心を掻き立てます。


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うどん粉病の菌が吹き上げてくるこの場所で、

葉も蕾も真っ白にそまって枯れていった昨年の春を思うと、

今年の開花は比べものにならないほど嬉しい景観です。

葉がめぶいた時期に、なんとかうどん粉だけはと、ハッパ乳剤を噴霧器ピンポイント噴射にして

高い位置めがけてかけたのが、少なからず功を奏したのかもしれません。


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あきらめちゃいけませんね。

あきらめなければ、チャンスはめぐってくるものです。

この子の生命力を信じて、これからもお世話をいたしませう。

♪つぼみよ、つぼみよ、つぼみさん

あ~した、おおきく咲いてんかぁ~♪

(大阪弁、笑)


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新苗の時の、かぼそかった枝は、今ではこんなに立派な幹に。

めきめきと樹皮がめくれるくらい、今年もじわじわ太さを増しています。


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そして、今年、途中の枝から出てきた緑の太い枝が、恐らく、来年主幹となる枝


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ぐんぐん伸びていってます。


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今年も初夏から、ジャックと豆の木の枝物語が始まりそう。

冬の誘引では、またまた増えた枝の整理と誘引に、汗をかきそうです。


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コガネキッズ防止のための不織布をめくると、

有機の置き肥料をめざして、表面に上がってくる白根。

生命力いっぱいのジュランビル

春を迎えることができて、よかった、よかった。。。


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