2014. 3. 19
今日は母がめずらしく夕食をリクエストしました。
「私、今日は広島焼きが食べたいんだけど。」
その希望にお応えて、今夜は広島焼きになりました。
おかげで、 チ~ン!
1035円で済みますた。

10代の時に広島のお好み村で食べてから夢中になった私は
20代の頃には、週に1度は焼いて食べるほどでした。
大阪に帰省して、それまで広島焼きを食べたことのなかった母に作ったところ、
「私、これ、あんまり好きになれない。フツーの(大阪)お好み焼きの方がいい。」
そう言っていた母。
「そう?でも10回食べれば好きになって、20回食べたあとにはハマルよ。」
と私が予言していたとおり、
今では母に、「関西焼きと広島焼き、どっちにする?」と聞くと
速攻、「広島焼き!」と返ってきます。
(*^。^*)
しかし、広島焼きを家で作るには、結構大変です。
広い鉄板がないので、裏返すことがむずかしいのです。
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さてさて、そんなわけで調理開始です。
まずは豚肉は細切れにして、カリカリベーコン風に焼きます。
そうすると、豚肉の臭みの消えて、苦手なダァーちゃんも食べられます。
また、にじみ出た脂を調理油に使うことで、低コストです。

この脂をさらっとふき取ってから、水で溶いた小麦粉を流します。

ふりかけているのは、かやの舎だしです。

焼きあごの入った粉末だしは、がらりと洗練した味に変えてくれます。
広島焼きの隠し味に、ぴったりです。
そうして、キャベツをたっぷり乗せて、コショウをし、
いか天をたくさんふりかけます。
今夜は新キャベツだから、柔らかく美味しいはずです。

その上に、もやしをたっぷり。
またまたここでもコショウをまんべんなくふりかけて
そうして蓋をして蒸らし焼きで7分。

そこに焼きそば麺(レンジであたためておく)をのせて、
蒸らしの意味もかねて、上から、パッパと、日本酒をふりかけます。

そこに最初に焼いた豚肉のせて、
いったん別皿にお引越し。
そして、スペースの空いたホットプレートに、豚脂を引いてから、
1枚あたり卵2個を割り入れ、ヘラで広げます。
そうして、別皿に移しておいた本体をバコンと裏返すように乗せるのです。
ドキンドキンのバッコバコ。
成功するか否かは運次第。
本日のメインイベント・アクロバットは裏返し技なのであります。
えいやっ!
成功しますた。

とうことで、
たっぷりソースをかけて、青のりパラパラ。

ここには紅ショウガもマヨネーズも入れません。
削り節もふりかけません。
広島焼きはシンプルが一番です。
そのことで、野菜の甘さが生きてくるような気がします。
備前焼で飲む泡たっぷりビールを添えて。



さあさ、今夜も召し上がれ。
PS
え?これは何ですって?
はい。ソースなしのキャベツと豚肉と小麦粉焼きです。
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こちらの方のです。うふ。
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