こんにちは。ぷうれしゅ。
みなしゃん、お元気れしゅか?

ぷうは、先々週、大変だったそうれしゅ。
母ちゃんが言うには、
明け方、発作みたいな呼吸をしたかと、布団からよたよた出ていき、
ピタリと音がしなくなったらしいれしゅ。
母ちゃんがいつもと様子が違うのに気づいて、電気をつけてみてみたら、
ぷうは部屋の隅っこに倒れるような姿で、動けなくなってたらしいれしゅ。
母ちゃんがいくら呼んでも反応がなくて、
母ちゃんはとても驚いたらしいれしゅ。
以前お家にいた、ちい子ちゃんっていうお姉さん犬が死んだ時の
呼吸や倒れ方がそっくりだったらしいれしゅ。
ぷうの身体を触ってみると、
体温がどんどん下がっていってるみたいに見えたらしいれしゅ。
母ちゃんはボロボロ泣きながら、ぷうを何度も呼び続けて
それでも反応もないぷうだったらしいれしゅ。
病院はまだ開いてない夜明けだし、母ちゃんは最初はオタオタしてたけど
『このまま時間を待つしかない。』と心に決めて、ぷうを見つめて、
1時間以上ずっと祈り続けてたらしいれしゅ。
それで母ちゃん、とうとう声を出して、
「神様、どうかお願いです。この子を助けてください。
この子を3歳で失うわけにはいきません。
神様、どうか奇跡を起こしてください。」
と言った時、それまで反応のなかったぷうが、
ひょろひょろながら立ち上がり、胃のなかにあったものをゲって吐き出すと、
母ちゃんは、ぷうが起き上ったことに驚いて、
奇跡が起きたと、泣いて喜んだらしいれしゅ。
ぷうはよく覚えていましぇんが、その後、半日経って、普通に戻ったそうれしゅ。
母ちゃんがこの時の様子を、起きた婆ちゃんや、昼になって帰ってきたパアパに話すと、
「こんなに元気なんやから、夢でも見たんちゃうか?」って、
信じてもらえないそうれしゅ。
母ちゃん、それからずっと言ってましゅ。
「あれはいったい、何やったんやろか・・・。」って。
ということで、ぷうの話はおしまいれしゅ。、
えっと、コレ、母ちゃんが切ったキンモクセイれしゅ。
ずいぶん、ちっちゃくしたそうれしゅ。

上手じゃないけど、今切ると、来年の春に新枝が伸びて、
秋には花を咲かせるんれしゅって。
本当は、もっと小ちゃく切りたかったんだけど、
常緑樹だから、枝だけにしちゃうと、木がびっくりして死んでしまうこともあるそうれしゅ。
だから、最低限の数の葉っぱは残したっていってましゅた。
で、お次は、マキの木れしゅ。
キンモクセイも切れたんだから、槇も切れるよって、
今度は、パァパと一緒になってチョキチョキしてましゅた。
今度は高枝切りバサミっていうのじゃなくて、
芝刈りハサミっていうのを使ってましゅた。

そしたら近所の人たちがそれを見て
「すごく上手に切れてるわぁ~」と褒めてくれたんだそうれしゅ。

「これからは、もうシルバー人材センターに頼まなくていいわ。」って
婆ちゃんが喜んでいるんだそうれしゅ。
プロの方に頼むと、見栄えは良くしてくれるけど、植物のことまで考えてくれてないから
間引きはしてくれず、葉っぱはボウボウに詰まってるんだそうれしゅ。
母ちゃん、葉っぱにたくさん太陽の光が入るよう、風も流れるように、
たくさん間引いたって言ってましゅた。
そうすると、虫にも強い木になるんだそうれしゅ。
それで、次は消毒も自分で出来るように、
蓄圧式スプレー噴射器も買うって言ってましゅた。
ぷうは、何でもやってしまう男前な母ちゃんと、
それをいつも支えるヤマトナデシコな、パァパが大好きれしゅ。
それではみなしゃん。またね。

