チューリップの土づくり | あなたに,も一度恋をする

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台風が近づいていますが、大阪を襲う前にと、
 
小雨のぱらつくなか、庭の土の入れ替え作業をしました。
 
チューリップの球根を植えるための準備です。
 
え?植えるのは早い?
 
そうなんです。まだ早いんです。
 
チューリップはもう少し、寒くなった11月~12月が植え付け時期ですね。
 
どうしてこんなに早く、土づくりを始めているかというと、
 
アルカリ土壌を作るためです。
 
チューリップは、通常の植物が好む弱酸性ではなく、アルカリを好む植物のため、
 
土をそうしたPHにしなければなりません。そのため石灰を撒くのですが、
 
石灰の種類によっては、ガスが発生します。
 
ガスの発生しない化学的な「苦土石灰」もありますが、
 
やはり、効果が高く、自然の原材料で作られた「草木灰」を、撒くことにしました。
 
この「草木灰」や、今回加えた「天然かき殻有機石灰」の場合は、(画像↓)
 
両方ともに、ガスが発生します。
 
そのため、最低でも、植え付け2~3週間前に、土に撒いておかなければいけないんです。
 
球根植えと同時に撒いてしまうと、球根がダメージを受けてしまいますから。
 
イメージ 1
 
 
昨年の球根植え付け時は、それほどの気合を入れて行いませんでした。
 
はたして自分の庭でチューリップが咲いてくれるかが、半信半疑でしたし、
 
行った作業は、地表から20㎝掘り起こして、そこに草木灰を撒いた程度でした。
 
けれど、あれだけ綺麗なチューリップが咲くことが分かった今は、
 
ちょっと気合を入れたくなっちゃったわけです。
 
チューリップの根は、下へ下へと伸びますから、40㎝くらい掘って耕してあげようと・・・。
 
ところがどっこい!土にスコップ入れてみたら、
 
ごろ石あり、粘土層ありの、そりゃ~もう、こっぴどい状態で・・・。
 
土のなかから、こんなものまで出てきました。
 
Σ(='□'=)ウッソー!
どんだけ、でっかいねん・・・。
 
イメージ 2
 
 
我が家が建つ以前に埋まってた瓦礫かな・・・?
 
いや、そうだった。うちの庭の土って、元はこうだった。
 
これじゃあ、チューリップが球根増やせるはずもなく・・・。
 
ということで、石灰撒いて耕すというような、甘っちょろいもんじゃなくなって、
 
新しい土環境を作るべく、そっくり丸ごと土の入れ替えをせざるをえず、
 
深さ40㎝を掘りまくり、その相当分の土を掻き出し、袋詰めし、
 
今度は新しくブレンドしたチューリップ用のふっかふか土壌を入れてあげることになっちゃったわけです。
 
でもでも、それも今日で最後です。
 
先週、半分は済ませてますから・・・。
 
 
 
入れ替えした新しい土のブレンドはコチラです。↓
 
イメージ 3
 
赤玉小粒5 /  腐葉土2 /  堆肥2  /  もみ殻くん炭1
(球根のページより)
 
この雑誌からですよー。↓
 
イメージ 4
 
 
さて、そんなこんなで、掘りました。
 
画像ではわかりづらいかもしれませんが、かなり深いです。
 
ここに20リットルの土を4回入れても、まだ埋まりませんでした。
 
こんなちっちゃい一画だけなのにねぇ~~。
 
 
イメージ 5
 
ということで、土の入れ替え量、先日と合わせて、合計144リットル!
かなりなもんです。
腰痛いです。
 
(↓赤玉土、堆肥、腐葉土、それぞれ、この5倍購入してます。
パーミキュライトは、オリジナルで、ほんのちょっとだけ足しました。
マグァンプは、まだ入れてません。
球根植え付け時に、撒く予定です。)
 
イメージ 6
 
 
さてさて、クマテにスッコップで,ごろ石を掻き出し中、
 
違和感あって、ビニール手袋をはずしたら、
 
右の手のひらの皮が、ずる剥け、真皮が丸出しでした。
 
痛ぇよぉ~~<(゜ロ゜;)>  
 

 
とまぁ、色々ありますが、
 
とにかく、チューリップが過ごせる環境は作れました。

よかったぁ~~! 
 
ヾ(@~▽~@)ノ
 
 
2013年チューリップ計画は、この後の記事で・・・。
******* and *******
今年に入って、土づくりを、市販の培養土では、物足りなくなってきてしまいました。
ブレンドして作る土づくりは、楽しいですね。