ゲルバー ピアノリサイタルの感想 | あなたに,も一度恋をする

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10月1日土曜日に
行ってきました、ベートーヴェンっ!! 
ブルーノ・レオナルド・ゲルバーです。
 
 
この日、連れ添ってくれたのは、親友クロちゃんです。
 
さて、感想から申し上げると、たくさん出てきますが、要約しますと
 
・斬新なベートーヴェンではなかった  
 
といいますか、今回、あまりにも予習しまくって、他のピアニストの録音CD聴きまくったため、
私の耳は完全に ハイドシェックを賛美する耳 になっていたのもあったと思うのです。
今後は、予習のしすぎはやめることにしました。
 
私はステージ裏側の席でしたので、大ホールに座る観客を見下ろす形でしたからよく見えるのですが
演奏からコクコク居眠りする人が多く、数えると一列に三人は必ずいました。
『ベートーヴェンで眠るかぁ~~!!』
と半ば驚きでしたが、
なんと、私は後半の最後のフィナーレの熱情の最終楽章で、こっくり寝てしまったのです。
 
クロちゃん曰く、
 
「今日の演奏会はよかった。心優しいベートーヴェン。
何で観客がこれほど寝るか、わかったわ!
ゲルバーの弾く音は、自然音に近い音やねんっ!!」 とのこと。
 
私は、熱情以外のソナタのテンポがやや遅く、要所要所でテンポ・ルバートになってると思えたのですが
確かに、やすらぎを感じさせる独特の音でした。
この音を求めて、根強いファンがいるのだろうと思えました。
 
この日は、演奏の豊かな時間も含め、久しぶりにクロちゃんに会って
お昼や夜のお酒など、ひさびさに食べまくりました。
おかげで体重1日で1キロ増量です。 (←3日かけて、ようやく元に戻した)
 
この日知ったのですが、クロちゃんの娘さんのMちゃんが
来春、ショパンピアノ協会の推薦により、関西の演奏者3名のなかに選ばれ、演奏会に出るとのこと。
とても嬉しいニュースでした。
 
さて、次の土曜日は、アシュケナージのピアノデュオコンサートに行ってきます。
8000円の価値があるか、必見です!
曲目の予習ですか。。。? もう致しませんデス、はい。。。。