公園から帰ってから、夕方、ダァーさんとぷう子を連れて動物病院へ!
狂犬病のワクチン接種と5月からのフィラリアのお薬をもらうためです。
いつも優しいS動物病院の先生。
行く前にシャンプーしていったので、今度こそ毛玉だらけと言わせないと思ったにもかかわらず、
ぷう子を見て先生笑って言った。
「クシャクシャですねぇ。」
「あ・・はい。あの・・トリミングまだなんです。自前トリミングです。」
「あぁ、そうですかぁ~!(笑)
最近、ご主人がなさる方、多いんですよ。
あれ?顔も自分でしたの?」
「あ、はい。そうです。」
「上手だなぁ~。」
「え?ほんとですか?
でも公園行くと、いつも 『まぁ~~可愛い~~!!マルチーズ!』って言われるんですよ。
何度もですよー。」
「あはは。マルチーズかぁ・・。
顔の長さみたらわかるのにねぇ。
でも最近マルチーズが少なくなってきたから、知らないのかな。」
「いえいえ、最初に言った方、2匹のトイプードルを連れてた人なんですよ。笑っちゃう。」
そんな会話をしたあと、フィラリア検査で感染してるか検査。結果はマイナスでした。
狂犬病のワクチンも無事終わったとこで先生に聞いた。
先生、気になることがあるんです。
歯がですね。乳歯と永久歯、二つ重なってるんです。」
「え?どれ?」
ぷう子の口を指で少し開けてみた後、先生言った。
「これはまずい・・・。」
「え?」
「前歯はまぁ、二つあっても、歯垢が溜まりやすいということくらいなんだけれど、
問題はこの犬歯です。
永久歯の向きが前に倒れてる。
このまま生えると、上の歯茎につきささる。
これは・・・手術だねぇ・・・。」
この話を聞いて手術費を聞くと、全身麻酔で約6万円。
ただ、先生言った。
「この子の避妊手術はどうされるんですか?
子犬を産ませるつもりですか?」
「そのことなんですが、とても今悩んでいます。」
「もし、避妊手術をすれば、約5万円です。
抜歯手術よりも安いのは、少しでも不幸な運命の子犬の誕生を防ぐためで安価な価格設定なんですね。
もし、避妊手術をされるのであれば、そのとき、ついでに抜歯ができます。
追加料金も3000円ちょっとです。」
この話のあと、メス犬が子犬を産まない乳がん、乳腺の病の高確率が防げ、
子宮蓄膿症を防止できる話をしてくれた。
ただ、発情前にしなければならないということだった。
タイムリミットは、今月か来月。
これらの病気のリスクを避けるためには、たった1度の出産では防止できないこと。
ブリーダーのように、年に2回か1回、それを数年続けて出産して初めて病気のリスクがなくなること。
私達はブリーダーのような繁殖は出来ないから、当然無理。
帰宅してからダァーさんと話し合い、なるべく緊急に避妊手術をすることになった。
以前の柴犬ちい子が、12歳のときに、子宮蓄膿症で死にかけた経験を持つ身としては、
ぷう子の長生きのために手術をしようということになった。
小さな身体にメス。
決断の時期が迫っている。
気が重いです。



