今夜鑑賞したのは、オッヘンバックの「ホフマン物語」
ずっと以前から観たかったのだけれど、正直、オペラを観るにはそれなりの気合が必要で
映画を観るのとは、また違う。
で、連休あと1日となった夜。かねてから観たかったDVDを観た。
ずっと以前から観たかったのだけれど、正直、オペラを観るにはそれなりの気合が必要で
映画を観るのとは、また違う。
で、連休あと1日となった夜。かねてから観たかったDVDを観た。
このオペラは、ソプラノの友人からも「あれ、いいよぉ~~!」って言われてた。
自分のイメージとしては、題名からして、男っぽい男の物語だと思っていたのだけれど、
観てみてビックラ!
いや~~!!!私の好みからして最高点ですわ。
自分のイメージとしては、題名からして、男っぽい男の物語だと思っていたのだけれど、
観てみてビックラ!
いや~~!!!私の好みからして最高点ですわ。
このオペラはプロローグ、第一幕、第二幕、第三幕、エピローグという構成になっていて、
最初と最後が同じ酒場の場面。
プロローグは、オペラ劇場の近くにある酒場の場面。
群集が大勢いるなか、酔ったホフマンが入っていくる。
ホフマンは、オペラ劇場の歌手と恋仲だが、過去にうけた失恋の痛手があり、
酒場連中から、どんな恋をしたのか話せとせかされる。
彼が失恋した3人の女性は、、
最初と最後が同じ酒場の場面。
プロローグは、オペラ劇場の近くにある酒場の場面。
群集が大勢いるなか、酔ったホフマンが入っていくる。
ホフマンは、オペラ劇場の歌手と恋仲だが、過去にうけた失恋の痛手があり、
酒場連中から、どんな恋をしたのか話せとせかされる。
彼が失恋した3人の女性は、、
①物理学者が製造した人形だったオランピア
②ヴェネチアの娼婦の館で知り合った魔性の女性ジュリエッタ
③ソプラノの母親から美声を受け継いだが病弱なアントニーア
②ヴェネチアの娼婦の館で知り合った魔性の女性ジュリエッタ
③ソプラノの母親から美声を受け継いだが病弱なアントニーア
この3人の女性が、それぞれ第一幕、第二幕、第三幕と
オムニバス形式で演出され、過去を回想するというもの。
この形式だからこそ、大物ソプラノが3人登場する。
一つのオペラで3つの物語を通じて、ソプラノ比較が出来るオペラって他にない。
オムニバス形式で演出され、過去を回想するというもの。
この形式だからこそ、大物ソプラノが3人登場する。
一つのオペラで3つの物語を通じて、ソプラノ比較が出来るオペラって他にない。
特に②なんて誰が出演してかというと、もう娼婦にピッタリ、アグネス・バルツァー!
で、③の病弱なアントニーアは、これまた病弱美女にピッタリのイレアナ・コトルバシュです。
で、③の病弱なアントニーアは、これまた病弱美女にピッタリのイレアナ・コトルバシュです。
主演は私が恋したプラシド・ドミンゴ。
これほど演技の卓越した方で、動作の美しい方は他にいるのでしょうか?
とにかくすばらしい舞台美術でした。
フランス語のオペラは、イタリア語と違う趣があって、
どの場面でも素晴らしい音楽、こりにこった重唱があり、また合奏の壮大さ。
オッヘンバックが、人生の集大成としてのぞんだ大作の気合を感じました。
ただ、この作品は、出来上がる前に亡くなったみたいで、その後、友人の作曲家が手がけたものの
上演した劇場が2度も火事に合い、原曲があいまいで、上演される度に
構成などが大きく変わるのだとか・・・。
私の見たこのオペラは、とにかくすばらしい壮大さ、贅沢さ、美しさでした。
これほど演技の卓越した方で、動作の美しい方は他にいるのでしょうか?
とにかくすばらしい舞台美術でした。
フランス語のオペラは、イタリア語と違う趣があって、
どの場面でも素晴らしい音楽、こりにこった重唱があり、また合奏の壮大さ。
オッヘンバックが、人生の集大成としてのぞんだ大作の気合を感じました。
ただ、この作品は、出来上がる前に亡くなったみたいで、その後、友人の作曲家が手がけたものの
上演した劇場が2度も火事に合い、原曲があいまいで、上演される度に
構成などが大きく変わるのだとか・・・。
私の見たこのオペラは、とにかくすばらしい壮大さ、贅沢さ、美しさでした。
指揮:ジョルジュ・プレートル
ロイヤル・オペラハウス管弦楽団・合唱団
演出:ジョン・シュレシンガー
ロイヤル・オペラハウス管弦楽団・合唱団
演出:ジョン・シュレシンガー
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プロローグの酒場場面でのドミンゴ。
この酔い加減の演技もまた素晴らしい!

この酔い加減の演技もまた素晴らしい!

自動人形のオランピア。
ルチアーナ・セーラというソプラノでした。
このオペラでは、この第一幕がコロラトゥーラソプラノの最大の見せ場だそうです。

ルチアーナ・セーラというソプラノでした。
このオペラでは、この第一幕がコロラトゥーラソプラノの最大の見せ場だそうです。

娼婦のジュリエッタ
今回もアグネス・バルツァーの悪魔的魅力は一級でした。

今回もアグネス・バルツァーの悪魔的魅力は一級でした。

娼婦館での場面
まるで、ギュスターヴ・モローの絵画の世界。
すばらしい舞台美術でした

まるで、ギュスターヴ・モローの絵画の世界。
すばらしい舞台美術でした

病弱な美女を演じたら絶品のイレアナ・コトルバシュ
私はこの方のエレガントな演技と表情に引き込まれます。
あのアンジェラ・ゲオルギューの先生はこの方だったとか。
演技や表情だけでなく、お顔も似ていらっしゃいますよね。

私はこの方のエレガントな演技と表情に引き込まれます。
あのアンジェラ・ゲオルギューの先生はこの方だったとか。
演技や表情だけでなく、お顔も似ていらっしゃいますよね。
