モーツァルト「ジュピター」 | あなたに,も一度恋をする

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数日前、NHKの「名曲探偵アマデウス」を観た。
あたしゃ、この番組大好きで、時々観てる。
で、取り上げられていたのは、モーツァルトの「ジュピター」だった。
誰もがやってない作風ということで解説されてた。

ひとつは第2楽章のメヌエット。
舞曲だったメヌエットを、アレグレットの早さにすることで
舞曲として踊れないメヌエットを作ったということ。

『・・・てい~か、それ以前にもテンポを変えた舞曲を器楽にして作った作曲家いたんちゃうの?』
とつぶやいた。

でもって、終楽章に至っては、
「ドー、レー、ファー、ミー♪」の音形と、それの複数の音形が
それぞれの楽器群によって追いかけっこしていき、
それが音の宇宙を形づくっている見事な構成と解説してた。

『・・・てい~か、音の宇宙って何?』
とつぶやいた。
違う形の音形が同時に奏でられて、それが一向に違和感ないという点では
すばらしいと思うのですが、
そもそも「ドー、レー、ファー、ミー♪」の音形が魅力的なん?
・・・と、またまたクサしてしまいました。

構成は素晴らしいと思うのです。
モーツァルトにしてはめずらしいスコアの書き直しが見られたこの作品。
新しい作風という点で挑戦したモーツァルト。
でもやっぱ、「ドー、レー、ファー、ミー♪」は、ドレファミの世界であって、
私には魅力的な音楽旋律ではありません。

          ・・・と、またまたクサしてみました。すんません。