第104回全国高校野球選手権大会⑫ー準々決勝 | Mの独り言

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高校野球好きなシンガーソングライター藤川麻理麻(ふじかわまりお)の日常生活のちょっとした出来事を綴っています。

昨日順調にきた、と書きましたが今日は朝から雨で試合開始が遅れました。いつもお世話になっている1時間毎の天気を見られるサイトでは10時くらいまで雨だったのですが、意外と早く止んだっぽく8時45分試合開始でした。

昨日のアメブロでは本当はトーナメントの画像をアップしようと思っていたのですが出先での更新になり画像なしになってしまいました。今日載せようと思ったらうっかり先に書き込みしちゃったのでトーナメント表は最後に。(載せようと思っていたのは500円のやつですが載せているのは朝日のトーナメント表)

◆第1試合:愛工大名電×仙台育英

1回表、愛工大名電が無得点も長い攻撃をしたので名電ペースになるかなーと思ったらウラに仙台育英が犠飛で先制、その後3回まで毎回得点で完全に仙台育英ペース。愛工大名電は2回で先発の有馬くんが降板し3回から岩瀬仁紀さんの息子さんの岩瀬くんが登板するも得点され降板。後を受けた山田くんは1失点はしたものの好投。仙台育英の斎藤投手・古川投手の好投で愛工大名電は8、9回に1点ずつを返すに止ました。

最後は二死からチャンスを作り好投の山田くんが適時打、二死二、三塁で回ってきた有馬くんは二ゴロで試合終了。有馬くんは泣いていました。

解説の大矢さんによると2回の聖光学院のセーフティバントが効いたとのこと。

4回ウラ、仙台育英が初めての三者凡退した後に後愛工大名電に初安打が出て反撃開始かと思ったら併殺でチャンスを潰す。愛工大名電は併殺が4くらいあったので(遊直での併殺込み)こういう時こそ「メイデン」だったのでは、と思ったりもしたが強打の名電ですからね。

と昨日「強力打線」とか書いたのですがまた逆預言者になってしまった。今日は7安打。7安打で2得点なので仙台育英の守りも良かったんだろうと思います。


そして、大矢さんが今大会で解説を卒業することが正式発表されました。また決勝での解説もされることも同時発表。卒業する解説者が決勝で解説することはよくありますが事前発表は珍しいです。やっぱり人気の解説者だったんだなあ。(それともツイッターで先に出たからかも)

10年も解説をされていたそうです。確かに大学卒業後だった記憶はありましたが、もうそんなになったんですね。

10年間ありがとうございました。決勝も楽しみにしています。

↑去年描いたデジ絵


仙台育英6-2愛工大名電


◆第2試合:高松商×近江

よく点の取り合いの面白い試合をしているイメージの高松商ですが、とんでもないシーソーゲームになりました。高松商を応援していなければただ楽しめた試合だったと思います。

初回、高松商の浅野くんの打席でパイレーツオブカリビアンではなくいきなりプリティフライ。勢いをつけたい応援団の意思を感じつつ、その中で浅野くんが二塁打を放つも無得点。高松商は先発は背番号10の大室投手。ウラ、逆に近江が山田くんの適時打で先制。2回も近江が得点し流れは近江かと思ったところでその直後浅野くんの今大会3本目の同点本塁打で試合を振り出しに戻す。バックスクリーンに飛び込むすごい本塁打でした。この直前にまた犠打失敗があり解説がこれで一死一塁だから浅野くんと勝負せざるを得ないと言ったばかり。しかし直後、二死から3連続四球からの適時打で近江が勝ち越し、4点目は阻止。更にまた直後に二死二、三塁と高松商が攻め井櫻くんの内野適時打で同点。この後また近江が勝ち越し。6回から高松商は大室くんに代えてエース・渡辺くん、かと思ったら橋崎投手。その橋崎投手が1点を失って渡辺くん投入。満塁のピンチを切り抜ける。そしてまたまたその直後、一死一、二塁で全打席安打の浅野くんをまさかの申告敬遠、からの井櫻くん、渡辺くんの2連続適時打で同点、二死満塁で押し出しで高松商は初めて勝ち越し。しかしウラに失策も絡み近江が同点、浅野くんの返球も良かったが逸れてしまい1点を献上してしまった。そして一死三塁から勝ち越し。次の回、近江・山田くんにアクシデント。足を負傷したらしく投げ方が変わってしまっていました。一死一、二塁で浅野くんに回ったところで近江は継投。浅野くんが初めて凡退し二死満塁と攻めるも無得点に抑えられる。9回表初めて近江が三者凡退し、高松商もさあ行きましょう!という雰囲気の中、継投した星野くんが二死一、二塁と攻められるも無得点に抑え近江が勝利。2年連続のベスト4を決めました。

高松商は浅野くんの申告敬遠からの逆転と渡辺くんの登板で高松商の流れになったと思ったのですが魔の7回ウラでした。あの回だけで3失策。途中までは無失策試合ペースだったのだが、魔物はいるのかもしれない。高松商の大室くんも点は取られたけどよく粘って投げました。


近江多賀監督の誕生日ということで初回にハッピーバースデーが流れました。バースデー勝利ですね。選手に感謝の言葉が素敵でした。

ハッピーバースデーの時の拍手の大きさが近江人気を物語っているなあと思いました。

ここ数年の近江人気について自分なりに思ったこと。
2018年夏の金足農戦のツーランスクイズの悲劇→2019年も林くん人気→2020年は飛ばして2021年夏大阪桐蔭に勝利、山田くん人気上昇→2022年春、京都国際出場辞退による急遽出場から準優勝(山田くん人気は継続)→2022年夏、山田くん人気継続からの満塁本塁打で更に人気上昇
こんなところでしょうか。
近江は山田くんの足の状態が心配ですが休養日もあるので回復することを祈りたいと思います。

長尾監督のインタビュー(談話)は前回は勝ちに不思議の勝ちあり、今回は負けに不思議の負けなしという厳し目コメント。7回逆転でこの上ない形になった後失策が続いたことについてもお話されていたようだったので、もし勝ったらこれが「反省」の対象になったでしょう。
でも、その後優しいコメントをされていたように思います。内容は忘れてしまったが(汗)。2年生は今後に繋がる、というような内容だった気がする。負けた時の方が優しそう。※イメージ
浅野くんは三塁打が出ればサイクル達成でした。本当すごい打者ですよね。一、二塁で申告敬遠される打者ですものね。今大会3本目の本塁打も素晴らしかったです。

この試合やたら細かく書いたけど、珍しくちゃんと見ていたからですね(汗)。
どっちが勝っても負けても自分の人生において何かが劇的に変わるということはないはずなのに、夢中で応援するのは、好きなもののパワーだと思うわ。
高松商、お疲れ様でした。素敵なチームでした。

近江7-6高松商

◆第3試合:大阪桐蔭×下関国際
下関国際が秋春夏連覇を狙った最強大阪桐蔭を撃破。競り合いを制しました。

大阪桐蔭が幸先よく2点先制し大阪桐蔭がペースを掴むかと思ったら下関国際が離されず追いかけながら9回に逆転、ウラも三者凡退に抑えて勝利。初のベスト4進出。

勝利の瞬間興奮して手が震えすぎてまともにツイッターで文字が打てませんでした。手が震えるほど興奮したのはいつぶりだろう。100回大会の済美×星稜の逆転満塁サヨナラ本塁打の時はすごく震えたのは覚えている。

下関国際が4、5回に1点ずつ二番の松本くんの適時打で返し同点、大阪桐蔭が別所投手から前田投手に継投。ウラに大阪桐蔭が二死一、三塁で下関国際が打ち上げた打球を落球し(一回はグラブに入った)勝ち越し、この時は大阪桐蔭の流れっぽく見えた。再び下関国際が同点にするもまた勝ち越されるという近江と高松商の試合みたいでした。その後無得点で進み9回の一番から始まる攻撃で2連打から落球の賀谷くんが逆転適時打。チームメイトから「チャンスで回す」と言われたんだって、青春だね。9回表は一番の赤瀬くんが安打打ってガッツポーズ、二塁に進塁してガッツポーズ、とても楽しそうでした。投げては古賀くん仲川くんが強力打線を抑えました。大阪桐蔭打線って四番ばっかりみたいな打線で怖かったです。

9回の下関国際の攻撃の時の手拍子がすごかったです。センバツの大阪桐蔭×國學院久我山の最終回を再び思い出しました。あと、八戸学院光星と東邦の試合。あれは2016年の夏だっただろうか。9回のウラ、タオル回しとか東邦を応援する空気が球場全体に広がり4点差を逆転された。その時投げていた桜井投手が「球場全体が敵に見えた」というコメントを残している。

下関国際は7回ウラに無死一、二塁のピンチを犠打が打ち上がって1-4-3のトリプルプレーで脱したのが大きかったです。トリプルプレーは95回の聖光学院と愛工大名電の試合以来だったそう。


この結果、この時点でのどこが優勝しても初優勝になることが決まりました。ついでに女子会での妄想組み合わせも全てなくなりました(笑)。本当に逆預言者だわ(笑)!

妄想①準決勝で高松商と九州学院が対戦(これで明徳義塾、鳴門、帝京五に勝利したチームと全部戦う、そして勝つ!)→このチームに勝った同士の準決勝なので本当に逆預言者(笑)

妄想②決勝で大阪桐蔭×近江(10年前の春夏連覇と同じように春夏決勝同一カード)


下関国際5-4大阪桐蔭


◆第4試合:聖光学院×九州学院

九州学院の先発は直江くんではなく桑原投手、その桑原投手の出来が勝敗を握る的な感じで試合が始まりましたが、早い攻撃で九州学院が先制するも聖光学院がウラに打者一巡超えで一気に5得点のビッグイニング。九州学院はすぐに継投するも直江くんはなかなか出て来ず。2、3回は0を並べるも4回に得点を与え8点差。九州学院は5回表に4安打で3点を返す。この時投手に代打が送られ、ウラに直江くんが登板、三者凡退に抑えて流れを持ってきてからの本塁打で1点を返し4点差。その後聖光学院も1点取り、5点差で試合終了。聖光学院も初のベスト4進出。

今日は村上くんは無安打。めっちゃいい当たりでこれ抜けたら2点返せるかも、みたいな当たりもあったけど一塁の守備が良かった。聖光学院はまだ今大会無失策らしいです。

終盤にまた雨が降ってきましたが水飛沫を上げながらスライディングキャッチしていたのもすごかった。


準決勝の第1試合の組み合わせは仙台育英×聖光学院となり、決勝に東北勢が進むことが決定しました。

東北勢が強いと初期に書いたけど、本当に東北勢は強いね。


九州学院は今日はなかなかいい試合運びができなかったけど、直江くんと渡辺くんのバッテリーは残るし、個人的には今日も好投した直江くんを今後も推したいと思いました。

いい選手を見つけるのも高校野球の大会の醍醐味なのよね。


聖光学院10-5九州学院



本日の結果。

何だか長い1日だったなあ。


そして今日第4試合中に実家からトーナメント表が届きました。

試合後の抽選が無くなったのにその後もずっと校名を書くスタイルだったトーナメント表ですが、今年は書かないスタイルに戻りました。


しかし準々決勝以降も書く欄がなくなっていた。それは残しておいておくれよ(笑)。

得点の欄もなくなったけど、まあいっか。

準々決勝以降は線の隣に書くことにしましたが、高松商の書き方が間違えた(「近  江」に合わせて「高 松 商」とするはずだった)。準決勝はABの下に書いてもよかったかなあ。


どこが優勝しても初優勝の大会になりました。

地区的には山口のみ優勝があるので他は県勢初優勝を目指すことになります。

3代目優勝旗はまだ近畿を出たことがない。近畿なのか東北なのか中国なのか。

どこが持っていくだろうね。


今日私の本命は2校とも敗れたので準決勝見に行くとしてもどこで見るか問題が発生(笑)。

そもそもチケット取れるか問題もあるけど、どこにしようかなあ。明日までに考えよう。