第99回全国高校野球選手権大会ー第9日目ー | Mの独り言

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高校野球好きなシンガーソングライター藤川麻理麻(ふじかわまりお)の日常生活のちょっとした出来事を綴っています。

  今日は3試合だったので朝が遅くて良かったです。
  よく寝られました。
  朝はメリのパンチで目覚めました。
  とにかくメリがかわいい。

  たまにしかいないので、メリにとって私は他人同然ですが、いいんです、かわいいからいいんです、元気ならいいんです!
  今は体の調子も良さそうだということです。

  今日の試合は2回戦とは思えない好カード揃い。
  ここのブロックを勝ち上がるのは本当に大変なことだ。

  さて、応援界では「タオル回し」自粛が話題となっています。
  昨年の「東邦×八学光星」のいわゆる「東邦現象」(私以外呼んでいない)がきっかけです。
  応援が勝敗に直結したから、ということで自粛の流れになったらしいけど、応援が勝敗に大きく関わることはあるでしょうに。
  「球場全体が敵に見えた」という八学光星の桜井投手の言葉は重いけど、じゃあタオル回し自粛しましょうは違う気がする。
  応援に合わせて球場全体が手拍子するのも変わらんやん。
  じゃあ、手拍子も自粛するのかという話になってくる。
  タオル回し自粛は根本的な解決にならないし、意味わかりません。
  応援スタイルを奪うことに何の意味もないと思いました。
  そんなこと考えている暇があるのであれば、女子選手が出場できるようにルール改正する方がよっぽど有意義だわ。
  高野連の思考はよくわからない。


〇第一試合 広陵×秀岳館
 初戦、投手が代わったところを叩いて、本塁打3本で勝った広陵。
 3点本塁打を打たれはしたものの、安定した投手力の打撃力の秀岳館。
 前回の反省からか田浦はベンチスタートです。
 秀岳館のブラバンが好きです。どの曲もいいけど、最近はエルクンバンチェロの前奏にハマっています。

  先攻:広陵/後攻:秀岳館
  1、2回はお互い走者を出しながら無得点。
  2表は竹輪の本塁への好送球で先取点を阻止。
  3回は共に三者凡退。
  4表、安打と失策で一死一三塁で廣部がカメラマン席ギリギリのところで取る三邪飛。いいプレーがあった後、盗塁で二死二三塁。暴投で広陵が先制。
  ウラを三者凡退抑えたので広陵の流れになるか。
  広陵の流れになりそうなところで空気を変えたのが幸地。
  5ウラに幸地の大会第42号となるソロ本塁打で同点。
  秀岳館はこの夏初本塁打ということだった。幸地はセンバツでは満塁本塁打を打っている。
  そうか、5表に広陵の3目のアウトは盗塁死だった。その流れもあるかも。
  一二番の連打で二死一二塁。アルプスはあまちゃん。中飛でスリーアウト。
  7表、連打と犠打で一死二三塁。広陵がスクイズを仕掛け、川端はグラブトスを狙うもボールを取れず、広陵勝ち越し(記録は内野安打)。更に二ゴロを弾いて三塁走者がホームイン。犠打で二死二三塁になったところで、秀岳館は川端から田浦に継投。田浦は四球を出すも遊ゴロでスリーアウト。
  ウラ、三者凡退。
  8表、内野安打と犠打で一死二塁。三振とって田浦「よっしゃーーー!!」。
  ウラ、二死一二塁の形を作るも渡辺が二飛で悔しそうにバットを叩きつける。
  9表、平元に代打を送る。代打村上が安打、そして、連打で無死一二塁。犠打で一死二三塁。ここで中村が今大会自身3本目、大会第43号となる本塁打で突き放す。初戦に続いて田浦は3点本塁打打たれた。
  ウラ、秀岳館アルプスはあまちゃん。走者を出すものの、無得点で試合終了。

  思わぬ点差が開きましたが、失策が明暗を分けたか。
  最後のダメ押し本塁打は「ここでかぁ」となりました。
  広陵はいい形で勝利しました。

  3季連続ベスト4の秀岳館はこの夏は2回戦で敗退です。
  初戦見て広陵かなという感じはありましたが、秀岳館にはお馴染みの選手も多いので何だか寂しく感じます。
  まあ、トーナメントなので仕方ないのですが。
  広陵はこのまま上まで行きそうな予感がします。←こういうの言うとだいたい負ける、負けたらごめんなさい
  広陵は10年前を超えられるか見所です。

  広陵6-1秀岳館。
 
  秀岳館は鍛治舎監督退任もあって、何だか秀岳館の一時代の終わりを感じた。
  10年前、初戦で広陵はコマトマを敗ったのだが、その時もコマトマ時代の終わりを感じた。
  コマトマの復活と秀岳館のこれからの活躍を祈るばかりだ。


〇第二試合 智辯和歌山×大阪桐蔭
  6点差逆転の和智辯と王者らしい戦いをした大阪桐蔭の対戦。
  近畿勢同士の対戦です。
  意外にもこの2校は選手権では初対決なのだそうだ。

  先攻:和智辯/後攻:大阪桐蔭
  初回、和智辯は安打と犠打で一死二塁とします。
  黒川のめっちゃいい当たりを中堅手が好捕して、飛び出していた二塁走者が間一髪戻れず併殺。
  ウラ、藤原が二塁打(本塁打かと思った)、進塁打で一死三塁。中川は粘るも三振で二死。四番根尾が適時打で大阪桐蔭先制。中堅手、あと一歩で取れず。
   3表、安打、犠打、三振で二死二塁。大星の左翼への当たりで二塁走者が本塁を狙うもいい返球でクロスプレーでアウト。
  4表、一死から二塁打と四球で一死。東田は三塁線の強烈な当たりがファウルになったりもしたが、内野安打で出塁(徳山のグラブに当たって打球の方向が変わったので内野安打になった)。一死満塁で冨田の適時打で同点。見逃し三振で二死満塁。遊ゴロでスリーアウト。三者残塁。
  ウラの大阪桐蔭の攻撃を三者凡退にすると流れが来そうなところを二死から安打で出す。走者は進められず。
  5表、和智辯先頭が安打で出塁。犠打失敗一死一塁。二ゴロが併殺になるかと思われたところでベースから足が離れてアウトを取れず、一塁転送も間に合わず。一死一二塁。右飛で二塁走者がタッチアップ。二死一三塁。一塁走者盗塁で二死二三塁。蔵野の当たりはめっちゃいい当たりも左翼手正面のライナー。
  ウラ、大阪桐蔭は一番からの攻撃。三者凡退に抑える。
  6表、和智辯三者凡退。
  ウラ、一死から山本が内野安打で出塁。西川はよく止めたけど投げられず。山本盗塁で一死二塁。山本は再三走る。四球で一死一二塁。
  ここで和智辯継投。黒原から平田。
  山本が三盗を狙うもタッチアウト。いい感じのところで暴投で二死三塁。三ゴロでスリーアウト。
  このピンチを和智辯が抑える。
  7表、西川が安打で出塁。平田スリーバント失敗。大星が安打で繋ぐ。一死一二塁。ここで和智辯西川が二三塁間に挟まれアウト。大星は二塁。二死二塁。森本の当たりは強い一塁ゴロ。弾いて二塁走者が本塁を狙うも途中で止まってしまい三本間に挟まれアウト。
  ウラ、泉口が二塁打。犠打で一死三塁。ここで一番藤原二ゴロ。福井のところで暴投でなかなか入らなかった得点が大阪桐蔭入った。
  8表、和智辯は三者凡退。
  ウラ、根尾、山本を打ち取り、山田の代打西島に死球(ヘルメット)。盗塁二死二塁。坂之下遊ゴロ。
  9表、先頭の冨田は左飛(本塁打狙った?)で一死。ここで初戦本塁打の林が代打。林は安打で一死一塁。西川は遊撃手強襲安打。平田に代打大崎。大崎遊ゴロ併殺で試合終了。
  大星まで回すことができなかった。

  勝ち越しのチャンスで点が取れなかった和智辯。
  和智辯は攻守のミスに泣いた。
  というか大阪桐蔭はどんな展開でも勝ちきる強さがあるね、憎いくらいに(笑)。
  本当に憎いわぁ(笑)。

  大阪桐蔭2-1和智辯。

  今大会にしては珍しいロースコアの接戦でした。


〇第三試合 仙台育英×日本文理
  どちらも初戦快勝したチーム同士。
  どちらも夏に準優勝の経験がある同士です。

  先攻:日本文理/後攻:日本文理
  2ウラ、安打と犠打で一死二塁。死球で一死一二塁。牽制が悪送球になり一死一三塁。三ゴロで仙台育英が先制。
  3表、日本文理は二死二三塁と攻めるも無得点。エンドレスあげホイ。
  5表、一死から四球で出塁。打ってきて併殺コース、二塁手が併殺を意識してトンネル?一死一二塁。日本文理チャンスで二塁走者が三塁に盗塁?タッチアウト。打者三振。
  痛い走塁ミス。
  6表、日本文理は一番からの攻撃。一番の飯田は三ゴロ。寺杣二塁打で一死二塁。左飛で二死。松木のヒット性の当たりを中堅手がダイビングキャッチ。
  ビッグプレーのあとにチャンスあり。
  ウラ、二塁打と犠打で一死二塁。二死になって抜けそうな当たりを二塁手がよくとって一塁へ送球。送球がそれたものの、一塁手がよく伸びてアウト。
  ビッグプレーのあとにチャンスあり②。
  7表、三遊間を抜ける安打で出塁、ここで代走を送る。犠打が失敗となり一死一塁。二ゴロ、二塁で刺す。右飛もダイビングキャッチ。
  仙台育英は守備がいい。
  ウラ、二塁手が弾いてしまい無死から走者を出す。犠打で一死一二塁。左飛で二死。三ゴロでスリーアウト。
  8表、日本文理三者凡退。
  ウラ、先頭が二塁打。左翼手がダイブするもあと一歩届かず。右飛で二塁走者がタッチアップで一死三塁。遊直で二死三塁。二飛でスリーアウト。
  9表、日本文理三番からの攻撃。三遊間を抜ける安打で出塁。左飛で一死一塁。代打倉川が中堅手の前に落ちる安打で一死一二塁。笠原遊ゴロで二塁でアウト。二死一三塁。最後、稲垣が空振り三振で試合終了。

  まさか2回のあの得点が決勝点になるとは。
  両チームにいい守備が多くて、投手戦というより野手戦という感じでした。
  本当によく守った!
  お互いの監督にとっても意外な展開だったそうです。
  まあ、初戦の戦いを見て、打ち合いを予想していただろう。
 
  仙台育英1-0日本文理。

  これで大井監督は勇退です。
  新潟というと高校野球において弱いイメージのある県でした。
  イメージを変えたのは2009年の日本文理の準優勝。
  そこから新潟は強いというイメージに変わっていきました。
  日本文理を率いて強くした大井監督、お疲れ様でした。

  そういえば、今日は鍛治舎監督も退任でした。

  ちなみに、仙台育英の佐々木監督は大学の後輩なのだとか。
  こういう運命も何かステキ。


  思わぬ点差がついた第一試合。
  第二試合と第三試合は打ち合いも予想されたけど、ロースコアの試合。
  だいぶロースコアの試合が増えているので徐々に本塁打も減っていくかもしれません。
  わからないけど。

  ベスト16が出揃って、大会前に書いたベスト8予想(希望)はこれで8分の6が消えました。
  残っているチームは言わずもがなですが、全滅もあり得る・・・。
  頑張ってほしいです!



  明日の試合

  第一試合 神戸国際大付×天理
  第二試合 三本松×二松学舎大付
  第三試合 明豊×神村学園
  第四試合 東海大菅生×青森山田

  第一試合は両チームとも2打席連続本塁打の谷口(神戸国際大付)と神野(天理)がいます。近畿対決です。
  第三試合は8ウラ逆転の明豊とサヨナラの神村学園。九州対決。
  第四試合は、応援が好き同士。

 そして!!第二試合には香川の三本松が登場!
  四国勢として、公立校として期待しています!
  頑張れ、三本松!