11月22日生涯学習センターにて、教室発表会を開催しました。
今年については、その日から2週間経たないと成功かどうかは判断できません。 今、やっと、1人の感染者も、濃厚接触者も出すことなく、無事開催できたことを実感しほっとしております。
発表会の会場は1年前におさえます。まさか、1年後にこんなことになるとは、誰が想像したでしょう。
実はずっと、発表会は中止し、会場をキャンセルしようと思っていました。
でも、舞台がないと子供達のモチベーションもさがります。子供達の成長を止めるわけにはいかないと思いました。1年の子供の成長はすごいですから。
どうしたもんかと悩んでいたら、娘が、「無観客ならできるんじゃない?」と一言。
「リアルタイムで今何番の生徒さんが演奏しているかを全員で共有する。自分の弾く順番になったら会場にきて、弾いたらすぐ帰る。今年はDVDを全員にプレゼントして、みんながみんなの演奏を観られるようにするのはどう?」
そう言いました。まさに目から鱗。
でもそれを実現するには綿密な時間計算がいるし、DVDを全員にプレゼント、、果たして会費でまかなえるのか。
演奏を聴けるのは家族のみ。上手く保護者の方が入れ替わりできるのか?
そして発表会直前の1週間の間には、市内の学校が次々緊急下校になり、、
問題は山積してました。
ですが、保護者の方々からのあたたかいお言葉や、ご協力。いつも発表会を撮影してくださっている東洋映像舎さんのご協力。会場のスタッフさんのご協力。様々な方々からお力添えをいただき、発表会を実現することができました。
保護者の方お一人が会場にいて、進行状況をみんなのグループLINEに知らせる役をしてくださいました。
グループLINEをみて、自分の出番の5番ほど前に生徒さんが舞台裏に来る。ソーシャルディスタンスをかなりとって配置した椅子に座って出番を待ち、順番が来たら弾く。弾いたら、帰る。
もちろん舞台に出る直前までマスク着用。手指消毒をして待機します。
マスクを入れる使い捨ての袋も用意し、そこに入れてもらいました。
換気のためにドアを開け放っていましたが、濃厚接触を避けるため、保護者の方同士の会話はご遠慮くださいとお伝えさせていただいていたためロビーも静かで、進行もとてもスムーズでした。
なによりみんなよく練習していて、後ろで聴いていて涙が出そうでした。
精一杯表現していました。
発表会後、生徒さん達の音が良くなったり、表現力やテクニックに成長が見られて、心から発表会をして良かったと思いました。
娘の教室、私の教室約100人が演奏しました。その模様はケーブルテレビで放映されます。
よかったら見てください。
竹本喜代美
