私の教室は、大きな生徒さんが多いです。
ずっと続けてくれていて、中にはお母さんが私の教え子という方もちらほら。これは、私の自慢です。
今日も感激したことがありました。
Aちゃんがピアノを習いに来たのは、年中の時。
手がしっかりしていて、リズム感、理解力もあり、楽しみな生徒さんでした。
ところが発表会やコンクールなどに出てみたものの、
「人前には出たくない!」
とても、シャイで、お話しもあまり得意ではない感じでした。
ピアノは続けていたものの、それからは、発表会にも出ることはありませんでした。
小学生高学年、中学生になって、部活を始めたとき、と、節あるごとに「ピアノをやめます」と言うのですが、後から必ず泣きながら、「やっぱり先生の顔を見れないのは寂しい」と電話があり、今に至ります。
今中学3年生。好きな曲を楽しく弾いています。
お母様がこっそり家で弾いてる動画を送ってくださいました。ジェイポップで、知らない曲だったけど、上手くて感激してちょっと涙が出ました。
「ピアノを続けていて本当に良かった」
本人の言葉です。
シャイなAちゃんですが、だんだん自分の殻を破りつつあります。
学校の合唱の伴奏をとても上手に音楽的に弾いています。
竹本喜代美
