まず幼稚園のAちゃん
ずっと電子ピアノで練習していたのですが、お母様がアップライトピアノを置いてくださることになり、初めてコンクールにチャレンジしてみることになりましたレッスン中、弾けないところがあるとよく泣いていて、お母様と私で励ましながらのレッスンでしたが、自分で「コンクールに出る!」と決めて練習をはじめてから、全然泣かなくなりました最初はコンクールがなんなのか、よく分かっていない様子で、コンクールが近づいてくると毎週私からお話をするようにしました少しずつ真剣に練習、レッスンするようになり、最後は本当によく頑張っていましたどこまで間に合うかなーどこまで仕上げれるかなーと心配でしたが、ちゃんと本番も間違えず弾けて、特別賞をいただいていましたはじめてのコンクール、よく頑張りました!コンクールを機に、練習への取り組み方、ピアノへの気持ちが、良い方向に変わってくれたんじゃないかなと思っています。そしてなによりすごく成長したなあと、嬉しく思っていますピアノでのはじめての賞状、おめでとう
そしてお次は2年生Rちゃん
いつもピティナ一本のRちゃんですが、「今年はピアラも出たい!」というRちゃんのご希望で、ピアラも挑戦してみることにRちゃんは1年生まであまり練習しないタイプだったのですが(笑)2年生のピティナで猛練習してから、練習への意識が、お母様もRちゃんも変わり、コンクールが終わってからも、日々頑張って練習していましたRちゃんが出来る100%に仕上げようと、私のレッスンはどんどん細かく細かく、、かなり追求しましたが、今回もしっかり付いてきてくれて、頑張っていましたところが本番3日前、お母様から「今指を怪我して泣き叫んでます」とLINEをいただき、本人からもLINEがきたので電話してみると「痛いよ〜痛いよ〜」と大泣きお家のドアに指をつめてしまったようで、指先の皮がはがれ、たくさん血がでていたようです落ち着いてから、「ここまで練習してきたのにコンクール出れなくなったらどうしよう」とRちゃんからLINEがきたので、「コンクールに出れなくても、練習してきたことは力になる!無駄になんてならないから大丈夫!今は治すことを1番に考えようね」とお話しました。お母様も、コンクールやめるべきか、悩んでらっしゃったので、「コンクールに1番出たいのはRちゃんだと思うし、痛みもRちゃんにしかわからないから、本人に判断してもらいましょう」とお話をしました。次の日レッスンにきたRちゃんはいつも通りニコニコ笑顔強いなあと感心して、その日は左手のみレッスンしました。そしてコンクール出る!と自分で決めて、練習は無理せず少しずつするようにしました。レッスン中、怪我のところがあたって痛かったときも、何も言わず我慢して最後まで弾ききったあとに「あたった〜痛い〜」というRちゃん。自分でピアラに出ると決めて、怪我をしても出るとまた自分できめて、なんだかすごく強くなったなあと、また成長を感じました。なかなか演奏は安定しませんでしたが、本番前日は、痛みもひいていたようで、お家でみっちり2時間弾きこみ、本番はバッチリ見事金賞をいただいていましたおめでとう!怪我も乗り越えて本当によく頑張りました!
そしてお次は5年生Sちゃん
Sちゃんは毎年ピアラに出ているベテランさんです予選では特別賞→銅賞→銀賞と、毎年頑張っているSちゃん。去年は本選最優秀賞で全国大会にも出場しました今年は5.6年の部に5年生で挑戦するので、チャレンジ!という気持ちで頑張ろう!とお話して、頑張っていましたご自宅のアップライトピアノで練習をして、仕上がってきたらいつも近くのスタジオのグランドピアノを借りに行って弾き込んでいるSちゃんいつもその辺りから演奏がグッとよくなります!今回も最後にすごく伸びて、すごくいい演奏になっていましたそして今年は何度弾いても同じ演奏が出るようになっていて、安定しとるねー!と感心していました安心して本番も送り出したのですが、最後に弾き直しをしてしまい、かなり落ち込んでいたようですですが、曲の内容を評価していただけたようで、見事銀賞をいただいていましたおめでとう〜!
そして最後は大学生のNちゃん!
Nちゃんはソルフェージュの先生として母の教室の二階でたまに授業をしていますずっと母のところに通って下さっていて、中学生から私がレッスンするようになりました大学1年生のNちゃん。大学に慣れるまでなかなか練習出来ず、暗譜できないーとうちで泣いてたり納得いく演奏は出来なかったようで、反省文が送られてきました学生のうちはなんでも経験!また次に向けて頑張らなね!!
ということで、ピアラピアノコンクールも、みんなほんとによく頑張っていましたまたこれからも練習頑張りましょう
原嶋春菜