民芸はこだてには床の間があり、月に二度掛軸を掛け替えています。
7月前半は、奈良 芳徳寺 橋本紹尚和尚による短冊で、
「瀧」
流れ落ちるような筆遣いが、那智の滝のような瀑布を思い浮かばせます。
禅語としての「瀧」は、「瀧 直下三千丈」(たきちょっかさんぜんじょう)を基にしています。
「瀧 直下三千丈」は李白が盧山で詠んだ詩「望盧山瀑布」(ろざんのばくふをのぞむ)が広く知られていく中で禅語として昇華していきます。
意味するところは、はるか高山から落ちる瀧を目の当たりにする時、その瀧の清涼な水しぶきと轟音は余計な雑念や感情を全て洗い流してくれる 心を洗うことができる。
心を洗う大切さを示す禅語です。
瀧と向き合うことを感じることができる禅語、掛軸です。
茶碗は、安南写し茶碗です。
<民芸はこだて>職人技を手にして楽しめるお店
040-0051
函館市大町1-1
0138-86-9255
HP
函館市 | 民芸はこだて | カフェ (mingei-hakodate.com)
2024年定休日: 月曜、火曜
月に1~2度程度 介護帰省のため週末休むことがあります。週末の営業は、ブログ、電話で御確認ください。
*7月14日(日)15日(月・祝)は営業します。