民芸はこだて には床の間があり、月に二度掛軸を掛け替えています。

 

 

12月後半は  兵庫 龍谷寺  雪尾要道老師による筆で、

 

「松無古今色」 (まつにここんいろなし)

 

 

 

言葉としては 「松はいつも変わることなく緑である」 と表現しています。 

 

禅語としては、対となる禅語「竹有上下節」(たけにじょうげのふしあり)とセットで理解されます。

 

禅語なので解釈は多少の違いはありますが、

「松の緑は等しく緑色で平等を表し、竹には節という上下があり差別を表わす。  しかし松の緑にも古い葉と新しい葉があり、竹には節という上下はあるが同じ一つの竹である。 見た目の固定概念に偏ることなく、その内実を見定めることが大切である。 親子や老若など互いの違いを受け入れ、ありのままに受け入れ互いを大切にすることに意味がある。」

ということでしょうか。

 

 

落葉がすすみ、雪が舞い 松の緑色に心癒やされる時季なので選んでみました。

 

 

 

茶碗は、山口県 萩焼  波多野善蔵さんです。

 

 

 

 

 

<民芸はこだて>

営業時間:11:00~17:00

 

040-0051

函館市大町1-1

0138-86-9255

 

HP

函館市 | 民芸はこだて | カフェ (mingei-hakodate.com)

 

2023年定休日: 月曜、火曜

 

月に1~2度程度 介護帰省のため週末休むことがあります。週末の営業は、ブログ、電話で御確認ください。 

*12月23日(土)24日(日)は営業します。

*年末年始休:12月29日(金)~1月2日(火) 新年は1月3日(水)から営業します。