子ども関係の打ち合わせで某所に行ってきました。 
打ち合わせも終わって皆さまはそのまま駅に向われましたが、私一人は駅周辺をふらふらしました。 
滅多に行く場所ではないので、本屋さんを見てまわろうと思い立ったのです。 

まずは一軒め、新刊本のお店です。 
東京創元社、早川書房の文庫本のコーナーがありません。 
次は古本屋さん。 
時代小説は充実していましたが、読みたいと思っている大佛次郎の本はありませんでした。 
戯曲集だと単行本だろうなぁ・・。 
と、思っていると、服やらキャラクターグッズなどが見えるお店がありました。 
お店の半分が古本屋さんのようです。 
しかし、映画のポスターに「10000円」が貼ってあるようなお店。 
値段がわかっている感じですね。 
期待せずに店先のワゴンを見てみました。 
おや、ハヤカワ・ポケット・ブックが並んでいます。 
なつかし~、と思って一冊ずつ見ていると・・・・・、レイモンド・チャンドラーの「長いお別れ」。 
びっくりして引き抜いてみると、映画「仮面ライダーW」で見たワイングラスとボトルの表紙のあれです! 
ワゴンですので、安いよね?と思って見てみれば「100円」。 
確認してしばし、ぼーぜん。 

これだけじゃなんだから、と店先の本棚を見てみました。 
持っていない(と思います)山手樹一郎の文庫本♪ 
値段を見るとこれまた「100円」。 
なんかの冗談でしょうか?と思って棚の下の方に目をやると、東京創元社の本もあるじゃないですか。 
ハメット♪チェイス♪アイリッシュ♪ 
うふふふ、と、思っているとチャンドラーもいました♪ 
「傑作集」が1と3。 
「かわいい女」があって「大いなる眠り」と「赤い風」。 
・・・・・・・・・はい? 
「大いなる眠り」????? 
えええええ???? 
ずっと捜していた・・あれ、ですね? 
値段の確認をするとこれまた「100円」。 
嘘でしょ?捜して全然見つけられなくって、これは絶版で、と頭の中にいろんなものがぐるぐる回りました。 
もしかしたら、付け間違いで「1000円」の可能性もあるかもしれない。 
でも、この先捜し回ることを考えたら「1000円」は安い。 
「1000円」までだったら、購入しよう! 
そう決心してレジに本を持って行きました。 
三冊です。 

レジのお兄さんが計算をしている間(ほんのひとときだったわけですが)、どきどきものでした。 
至って普通に「300円です」と言われた時には「いいんですか?」と言いそうになっちゃいましたが、勿論言いませんでした(笑)。 
電車に乗って本を見ると「大いなる眠り」は双葉十三郎先生の訳なのですね。 
心して読みたいと思います。 

しかし、あれですね、必死に捜し回って、もうこれは・・とか思い始めた時にいきなり表れてくれるのは、嬉しいけど、弄ばれている感じです。 
誰が、ということが分からないのがなんですが(笑)。