シェアサイクルも | 高橋祐司オフィシャルブログ「みんなの調布」Powered by Ameba

シェアサイクルも

「みんなの調布」発行人、調布市議の高橋ゆうじです。

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高橋が12月議会で「自転車」をテーマに一般質問をしたのは以前にご紹介しましたが、その中の一つで「シェアサイクル」の提案をしました。

まちの中に「サイクルポート」という自転車を駐車しておくスポットをいくつか設置して置き、レンタサイクル風に観光客などに使用してもらうことも可能ですし、シェアサイクルは、それに加えビジネスユースや通勤などでの利用も想定した展開です。

上のトップの写真は、港区の取組みで、虎の門ヒルズのサイクルポートです。
下の写真はさいたま市の取組みで、大宮駅前のポートです。

調布でも駅前周辺の駐輪場対策は頭の痛い課題ですし、観光・ビジネスユースも可能性が考えられると思います。

その提言の際にも議場ではお知らせしたのですが、シャエサイクル事業は進んでいるヨーロッパでは、このシャアサイクル事業を大手広告代理店が自治体と協働で推進している例が多く見られます。

スキームは簡単で自転車にも広告を掲出、サイクルポートなどにも広告スペースを用意し、その広告収入で運営費を拠出しています。

フランスのMC・Decaux(MCデュコー)という広告会社が最大手ですが、その同じスキーム(仕組み)で運営しているのが、下の写真にあるバス停留所です。

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上下の写真を見てください。

これはつつじヶ丘駅北口にあるバス停ですが、「ストリートフアニチャー」というネーミングで、日本でも10数年前から展開をはじめていました。

広告スペースのこれだけの大型で結構目立ちますので、広告効果も高いと言えます。

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しかも、すべて電飾(バックライト)ですので、夜になると余計目立つし、行政や駅なのでにとっては、明るさがあるので防犯にも効果を発揮するというもので、日本でも東京都バスや東急バス、横浜市営バスなどが、先んじて取り組んでいます。


京王電鉄・バス系ではこのつつじヶ丘が最初の取組みのようです。

課題はこのバス停もシェアサイクルもそうですが、ある程度まとまった数が必要となります。

ヨーロッパではその数がある程度まとまっているので、広告効果も期待できるので、ビジネスとしても成り立っている訳です。

こういう事例が数多く出来て来ると、企業と自治体がwin×winの関係を築け、より拡大して行くんですよね。

調布は駅前広場も線路跡地もこれから新たな取り組みが可能ですので、こんなバス停とシェアサイクルなど、全国の自治体から注目されるような展開をして行ったら良いと思う。

単にバスや自転車という視点だけでは拡がりに欠けますが、取り組みがスタート出来たら、それこそ「シティープロモーション」という視点でも大いに有効なものだと思うのです。

つつじヶ丘駅のバス停は夜間、この明かりが出来たことで、依然と比べると相当明るさを保て、防犯上も役立っていると理解しています。
もちろん、バス停事態ととてもきれいに整備されました。

こんな事例もあるということを、ぜひみなさんの目で確かめられて、今後の可能性についてなど、またご意見ください。