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調布駅前開発

「みんなの調布」発行人の高橋ゆうじです。


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先日開催された調布市議会全員協議会(こちらこちら )の「京王線連続立体交差関連事業について」その一部ご紹介しておきます。


線路を地下化した後の調布駅周辺の再開発エリアで、京王電鉄が発表した3つの複合商業施設の情報です。


上の写真は報道発表の翌日、読売新聞さんが掲載していた記事からお借りしました。とても解りやすくまとめてくれている。記事はこちら⇒YOMIURI ONLINE


京王電鉄は、新しい調布駅の駅前広場に隣接するエリアに


①布田側(A)には地上6階建て(延床面積:19,000㎡)、


②八王子寄り(B)には地上4階建て(延床面積:6,000㎡)


③相模原線跡地(C)には地上5階、地下2階(延床面積24,000㎡、一部立体駐車場)


いずれも、2015年度着工、2017年の開業を目指しています。


数字を言われても専門家でないとなかなかピンと来ないと思いますので、参考に調布駅周辺の現在の商業施設の延床面積をお伝えすると、「とうきゅうストア」:約5,500㎡、「西友」:約6,200㎡、「パルコ」:約22,000㎡です。


新たな施設の一部には駐車場も含んでいるので、ザックリ言うと、パルコが2つと西友1つ分くらいがまとめて開業するイメージと捉えて良いでしょう。


これらの商業施設は、市民のみなさんにしてみたらワクワクするような計画でしょうが、既存の商店会や地元の商業者の方々は冷静ではいられないかも知れません。


但し、だからと言って行政が法外な規制を強いれば逆に問題を引き起こさないとも限らない。


だとしたら、出来るだけ早目にテナントを含めた施設の情報を開示し、地元商業者の工夫と努力を促す環境づくりと戦略的なサポートをする必要があるでしょう。


新たな商業施設に集まる消費者をどう周辺商業エリアに拡散させて行くのか、シナジー効果を生み出すアイデアと戦略が必要になると思う。


もちろん、地元商業者の方々の努力も不可欠です。

複合施設に負けない魅力的な商店街づくりと、自身のブランディングが重要になりそうです。


行政には敷地跡の残るスペースの活用法を含め、明確な戦略を持った営業力・交渉力が期待される。

継続して注視して行きます。