みなさん、こんにちは!

あさがお 代表の加藤麻未(あさみ先生)です。

 

「あさみ先生のひとりごと」では、株式会社あさがおがどのような支援を行っているのかについて、代表の加藤目線でお伝えしていこうと思っています。

日頃一緒に支援を進めている先生たちに伝えていること、大切にしたいと思っていることなど、ひとりごとのようにつらつらと書いていこうと思います。

ご興味のある方はぜひご一読ください☆

 

 

 

前回は大人になるってどういうこと?について書きました。

 

 

 

 

今回は、他者の体の触っていいところといけないところについてお話ししていきたいと思います。

この日のブログでさらっとプライベートゾーンについて触れました。

 

 

プライベートゾーンという言葉に聞きなじみはありますか?

プライベートゾーンがどこか、というのは、本や専門家によって若干変化する場合もありますが、必ず含まれるのは「おまた、おしり、胸」です。

ここに口が入ってくることもあります。

上記の場所は、異性か同性かに関わらず、家族であっても、勝手に触ってはいけない場所だよ、と教えていきます。

無断でそのような場所を触ってくる人は危険、と教えてもいいくらいです。

 

では、体のそれ以外の部分はどうでしょうか?

 

あさがおでは、小学校4年生あたりから同性介助に移行していく、というお話をしたかと思いますが、同じころから徐々に異性との距離感についても教え始めます。

例えば、以下のような行動は、「もう大きくなるから異性の人とはしないように気を付けていこうね」と話していきます。

・抱きつく、抱きしめる

・膝に座る

・足に絡みつく(先生に対してふざけてやる子が多くいるので)

・膝枕

・腕を組む

 

もちろん支援や介助をする上でどうしても必要な場合は上記の行為を異性の先生が行う場合もありますが、なるべく避けるようにしています。

 

特別支援学校では高学年になると「異性には一切触らない」というふうに教えられるそうです。

原則用事がある時は声をかけるように教えていく、とのことです。

それは、大人になったときにトラブルにならないようにということを念頭に置いての指導だということでした。

 

あさがおは特別支援学校に通うお子様だけではないので、一律にその対応を取る、ということはしていませんが、「異性が相手だと触っていい場所はない」というお話を初めて聞いたときは驚きました。

でもよく考えるとそうですよね。

よくうちの職員に言うのですが、「異性の先生同士でするのをためらうような行動は、子どもにもしないように注意していく必要がある」と思っています。

例えば大人同士なら異性を呼びたいとき、基本的には肩を叩くよりは名前を呼びますよね。

よっぽど親しかったり、特別なことがない限り、気軽に肩や腕を組んだりもしませんよね。

足や腰や二の腕に触ったり、抱きついたりといったことは、理由なくされたら不快感しかないことだと思います。

先生同士でこのような行為をすると、場合によってはセクハラで訴えられます。

 

ハンディがあるから、発達がゆっくりだから、まだ理解できないから、、、

そういった理由で、教えるのをためらう方もいらっしゃいます。

でも、じゃあいくつになったら教えますか?

20歳ですか?30歳?

オジサン・オバサン(わざとこんな言い方をしています)になってから教えればいいですか?

それとも、体格のいい大人になってからも続けてOKでしょうか?

 

私は、どんなハンディがあっても、世間一般のルールは守る必要があると思っています。

小さいうちからじっくり教えていけば、最初はわからなくてもだんだん理解していくことが出来るようになると思います。

 

社会に出るということは、社会のルールを守るということ。

だから、大人になったら、異性との距離感はきちんと保って、お互いに嫌な思いをしないように過ごしていかなければならないのです。

 

いきなりナシはきついから、だからまだカワイイ子どものうちからじっくりできるようにしていこうね。

というのが私たちの思いです。

 

大きくなると触れ合えなくなるのはさみしいけれど、その分たっぷりと心を通わせて行けたらなと思います。

 

 

 

それでは今日はこの辺で…☆

 

 

 

 

 

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