みんなで学ぼう実行委員会の高橋です。

 

新型コロナはインフルエンザとは違い、子どもの感染率が非常に低く、重症化していません。インフルエンザでは子どももインフルエンザ脳症で重症化してしまったり、死者も出ています。特に2009年の新型インフルエンザでは、41名の子どもが亡くなっています。コロナでは死者はゼロです。

なぜ、新型コロナは子どもに感染しにくいのでしょう?井上正康先生の『本当はこわくない新型コロナウイルス』(方丈社)41ページにその答えが書いてあります。

コロナウイルスが感染する受容体はACE2という組織であることが分かっています。

ACE2は主に人の血管の細胞膜表面にある膜タンパク質(細胞膜に結合しているタンパク質)で、血圧を制御する働きがあります。このACE2にコロナウイルスのスパイクが結合するのです。

「このACE2受容体は、運動不足による高血圧、糖尿病、腎臓病、及び高齢者などで増加する。一方、高血圧とは無縁の子どものACE2はわずかしかありません。」とも井上先生は指摘しています。

子どもにはACE2はわずかしかないのです!

そもそも感染が成立しにくいのです。新型コロナで子どもたちの感染が非常に少なく、ほとんど重症化しないのはこのためなのです。

 また、子どもの無症候感染が高齢者に感染を広げていることもありません。

 

 それなのに、未だに子どもたちにまでマスク着用を強要し、リスクの高いワクチンの接種を進めている現状をどうにかしなければという思いで、井上正康先生の講演会を企画しました。ぜひご参加いただき、正しい情報を学び、広げてください。