2025年4月30日(水)
昨日のブログの続きです。
縄文杉までの道のりは
全行程22km
22kmと言うと
なぁーんだ、
そんなでもないじゃない?
と思われるかもしれませんが
いやいやどうして
道のりは超ハード💦
私にとっては
並大抵の行程ではありませんでした。
荒川登山口からスタートします。
初めの8キロは
かつて
杉の運搬に使われていた
トロッコの線路の上を歩きます。
私達にはガイドさんが居ないので
休憩を取るタイミングが難しい。
初めから飛ばすと
後で痛い目に遭いそうです。
何しろ山道は
相当厳しいと聞いています。
トレッキングに要する時間は
平均10〜11時間。
帰りのバスは
17時台が最終です。
バスの時間に間に合わないと
えらいことになります。
6時からスタートした私達、
目標は往復10時間。
何としても17時台のバスに
乗らなくてはなりません。
トロッコ軌道は平坦と言えども
木道は足首と膝に負担がきます。
それとリュックも重い。
でも、ここでへばっていては
先が思いやられます。
私達は2.5時間で
このトロッコ軌道を歩ききりました。
良いペースです。
🌲🌲🌲🌲🌲
さて、
大株歩道入り口から
いよいよ本格登山道に入ります。
ここが標高900メートル。
ここから急勾配の山道が続きます。
岩がゴロゴロしていて
歩きにくいったらありません。
大きな岩の上に
片足をのせて
身体を持ち上げるのに
思わず
よいしょと声が出ちゃいます。
木の根っこがむき出しで
足は取られるし、
川を渡るのにも
岩と岩に足の踏み場を
自分で見つけて
一歩ずつ慎重に進まなくてはなりません。
トレッキングを始めたことを
後悔しそうな山道です。
🌲🌲🌲🌲🌲
標高1030メートル、
中盤最大の見どころ
ウィルソン株に到着しました。
屋久杉最大の切り株です。
中には祠があり、
上を見上げると
空がハート型に切り抜かれて
見えるので
ここに来ると
恋が叶うって言われているんですって
でもね、
ここでリタイアした人が
何人かいましたよ。
ガイドさん付きのツアーに
参加していたご婦人方です。
ガイドさんが戻ってくるまで
ここで待っているように
言われていました💦
🌲🌲🌲🌲🌲
さぁ!
これからが難関なんです。
私は脚だけでなく
両手を使って登りました。
這って登るところも
何ヶ所かありました。
気が遠くなりそうな
上まで延々続く登り階段が
何ヶ所もあります。
これは急傾斜地に
作られた階段ですが
岩を登るよりは楽ですが
膝にも足首にも来ます💦
太ももは酷使され
乳酸が
溜まりまくります。
中には
今にも木が折れるんじゃないかと
思わせる朽ちかけた階段もあり
怖いのなんのって😨
階段の幅も狭いので
なれない登山靴で
引っかかりそうになります。
落ちたら
もう!一大事です🫣
無心で登っていきます。
兎に角
脚を上げて登り切る事!
これだけ。
幸い、お天気が良いので
なんとか前に進めます。
続きます。