怒らない人だけ見て下さいシリーズです

アイスショーでゆづきのプログラムを滑った羽生くん。
ショーのあと二人は・・。
CAST
羽生結弦 : 羽生結弦
ゆづき : 羽生結弦

羽生「ハアハア・・」

羽生「ゆづき残ってくれてるかな?」

羽生「ショーが終わったら待っててって手紙に書いたんだけど・・」

ゆづき「羽生さん」
羽生「ゆづきさん・・!」
ゆづき「今日、本当にありがとうございました」

羽生「いや、なんかごめんね。プログラム勝手にやっちゃって・・。衣装も黙って同じの作っちゃったし、ゆづきさんどう思われたか・・」
ゆづき「ううん。嬉しかったです」

ゆづき「なんか、私もあんな風にスケートしてたんだなあって感動しました・・。お客さんが私のスケート好きだったって手を上げてくれたのも嬉しかったです。まだ忘れられてないんだなあって」

羽生「忘れられてないよ、ゆづきさんのスケート。また見たい人たくさんいるから!・・僕もその一人だから。だから、絶対、続けてね」
ゆづき「ありがとうございます。今、すごくスケートがしたいです。また練習します」

ゆづき「羽生さん・・、どうしてこんなに親切にしてくれるんですか?」
うおお、可愛いい♡
ゆづき、そんな目で見ると俺・・
告白しちゃう?
今、しちゃう?

羽生「ゆ、ゆづきさん」
ゆづき「はい」
羽生「す、」
ゆづき「?」
羽生「す、す」
羽生「す、スケート教室いつからですか?」

羽生「(うおーダメだーー!言えねぇー)」
ゆづき「来週からです。上手く教えられるかちょっと心配なんですけど」
羽生「け、見学に行ってもいい?」
ゆづき「え、はい。恥ずかしいですけど」
*:..。o○☆゚・:,。*:
ふわあ~ん
*:..。o○☆゚・:,。*:.

ゆづき「あ?羽生さん、いい匂いですね・・。あれ、その香りって・・」
ゆづき、気づいてくれた!
そう、これはゆづきと同じ柔軟剤の香りだよ!
同じ香り使ってるって
「わあ♡羽生さん親近感感じちゃう♡」
みたいな?みたいな?

羽生「ああ、これですか?この柔軟剤は・・」
ゆづき「それ!私の・・お父さんが使ってるやつ!」
羽生「え?(  ̄▽ ̄)」
ゆづき「うち、お父さんだけ柔軟剤にこだわってるんで、いつも自分の買いに行かされてるんです」

羽生「(そう言えばあの時・・ゆづきのお母さんが「柔軟剤買って来てくださる?」って・・)」

羽生「(お父さんのだったのかあぁーー)」
ゆづきのだと思ってた
俺の萌えを返せー(T▽T)
ゆづき「でも、なんか安心します」
羽生「え?」

ゆづき「私、男子の中でバレちゃいけないって生活してたら、男の人が側に来ると身構えるのが癖になっちゃって。でも、その香りお父さんみたいで安心します」
お?
なんか思ってたのと違うけど
ゆづきが親近感もってくれてる?

ゆづき「お父さんみたいなんてごめんなさい。羽生さんってなんか・・」

羽生「うん?」
やだ、見つめ合っちゃった💦

ゆづき「・・・か、帰ります」
羽生「え、え」
ゆづき「それじゃまた」
たたたた

羽生「ゆづき、どうしたんだろなんか変な空気にしちゃったかなあ」
☆☆☆☆☆☆
告白しちゃうかと思ったら失敗しちゃいました

ゆづきちゃんのだと思ってた柔軟剤も、お父さんのとお揃いだったとは。
あのトキメキは無駄遣いでしたね(笑)
でも、ゆづきちゃんもちょっと羽生くんを意識し始めたかも

少しだけ二人の距離が縮まったかも知れません。
頑張れ羽生くん!
続きます

◆お写真はお借りしました。ありがとうございました。