「Continues with wings 」最終日、最後に羽生くんが「何回も死のうとした」と語った事は本当に衝撃でしたえーん

色々となんか思って、泣いたりもしました。

今まで、出来るだけネガティブな事は書かないようにと思って来ましたし、週刊誌やネットの悪意ある記事にもなるべく触れないようにして来ました。

1度、羽生アンチの人たちが書いた書き込みを読み、人の心の黒い裏側を見て一月ぐらい体調に障りが出てしまったからです。

あんなものを本人が見ていたのなら、それがどれ程心の負担になるか想像でさえ辛いです。

羽生くんが受けている様々なプレッシャーもあり、それに耐える強さに感嘆していましたが、その辛さはやはり重すぎたんだと初めて知りました。





羽生くんが最終日に語った事・・



んっと・・あの、プルシェンコさんにもさっきトークショーの時に1回だけ聞かせて頂いたけど
やっぱりジョニーとも昨日話したってちょっと言ったんですけれども。

ジョニーも凄く、ファン同士の揉めてた事とか色々知ってたり、また、トークの仕事をやってるから「何言っても叩かれる」って言ってました(笑)

それは僕もちょっと経験があって。何喋っても何か言われるし、ただ滑っただけでもなんか言われるし。ねえ、そういう事って僕だけじゃなくて・・僕は注目浴びてるからおっきく見えてるだけで、普通の生活してる中でも多分あるんだと思います。

ただ、その中でね、こうやってみんなが僕の開催したショーを見に来てくれて、そしていっぱい声出して、ストレス発散して、そんな、なんか幸せの一部になれたら嬉しいなって本当に思います。ふふふ(笑)

・・だから、本当になんか一時期、週刊誌の問題とか色々あった時に「なんで僕生きてるんだろう」って何回・・何回も死のうともしました。ははは(笑)

でも、でもね。やっぱり本当に・・みんなこうやっていっぱい応援してくれてるし、何より僕は幸せなのは、自分が憧れてる方が、方々が、みんな自分にメッセージをくれて。震災の当時もすぐだったけど「ゆづは大丈夫だよ」って、ね、コメントくれて。本当にありがたかったし、スケートやってて良かったって、本当に今は「生きてて良かったな」って本当に思ってます。

本当にありがとうございました。




なぜ羽生くんがこれを語ったのか。
私が思った事ですが、

1つには、羽生くんが一番言いたかったのは感謝の気持ち。
「生きてて良かった事」や「ありがたかった事」。

それが羽生くんの中でどれくらい大きかったかを説明するなら、自分が「何回も死のうともしていた」苦しみの状況にあった事、そこから助けられた事を言わないと本当の事は伝えられないと思ったからなんじゃないかと思います。

「死のうと思った」ではなく「死のうとした」というのが、
本当に本当に苦しく胸に突き刺さるんですけど・・。

今はそこからは抜け出ている。だから、言葉に出せているという事もあると思います。




もう1つ思った事があります。

羽生くんがこれを語った最終日は、この日だけが全国66ヶ所の映画館と、CS放送で生放送で中継されていました。

その間に話せばそのままが大勢の人に伝わります。

この放送は13:00~16:00の予定が、延長されて17:00まで放送がありました。けれど、延長部分にもう1度流された最終日の挨拶は編集されていて「何回も死のうとした」と話した部分はカットされていて無かったのです。


羽生くんが伝えたいものは何か?

この衝撃の告白で何を伝えたいのか。

平昌オリンピックのあと、オリンピック金メダリストとして注目される場で羽生くんはメディアの報道について「信じられないような事(嘘)を書かれる事」や「ねじ曲げて報道する局もある事」を訴えていました。

そして、このCWWというほぼ自分のファンしかいない場で、そういった悪意ある報道が自ら死を選ぶほど人を傷つけ、追い込んで行くものだと言いたかった。

あの誰よりも精神的に強いと思われていた羽生結弦でさえ、そうなのだと。



https://twitter.com/cheshire_yu1207/status/970207131390459905


羽生くんは、平昌のフリーのあと氷を撫でる仕草をした事について聞かれ、

「対話していたんじゃなくて、ソチのフリーのポーズと似ているので、誰かファンが作ってくれるんじゃないかと思った」と驚きの答えを返していました。

実際、平昌のあと、すぐに上の写真がネットに上がっていたんです。

あの時そんな事を考えていたなんて、びっくりです。



そして、思ったんです。

今回の告白の事も、会場で、映画館で、テレビで見ていた人に、編集されていない元の発言を伝えて欲しいんじゃないかと。

報道のあり方を考える機会に、ネットでの心ない言葉に傷つけられる人が少しでもいなくなる事を願っているのでは、と。

羽生くんが、多分とても勇気を持って告白したことだと思います。



あまりネガティブな話題に触れないようにしていた私でも、「熱愛報道の件」、「デニス・テンの件のあとの人格攻撃」、「パレードへの反対派」などは知っていた事です。

熱愛報道と、デニスのと、中京大教授の件は記事にしてます。
うちでネガティブな内容の記事というとそれぐらいでしょうか。
しかもなるだけ抑えた表現で事実のみ書くようにはしていました。



当ブログ記事「熱愛報道」について
https://ameblo.jp/minminmin-vync/entry-12240749309.html








今回のCWWで、羽生くんを守るような動きについて「声を上げてくれてありがとう」と言ってました。


羽生くんを攻撃するような報道がある時に、なるだけ触れないように、みんなが嫌な気分にならないようにと考えていましたが、その間に羽生くんが「死を考えていた」と聞かされれば、黙って沈静化を待っているばかりなのもどうなのかとも思いました。

攻撃するような報道があった時に、擁護する人たちも大勢いたんだという事が事実として残る事も必要じゃないかという意見を少し前に見ました。

それはそれでなるほどと思うものでした。



なので、羽生くんに必要だと思えれば、微力ながら私も何かの形で
お力添えをさせて頂けたらと思います。






羽生くん、生きていてくれてありがとう。

あなたの笑顔に私もずっと助けられました。









◆当ブログ記事以外のお写真はお借りしました。ありがとうございました。