このイベントは、おいおい教・教祖元気安さんと虫喰い芸人・佐々木孫悟空さんの最終決戦、

その対決の見届け人・ユンボ安藤さんがそれぞれバンドをやっている事から、
前半バンド、後半対決という構成。

教祖 vs 孫悟空の過去の対戦の大半を観てきてますが、
変態という点以外は、意外と接点の少ない二人の対決は、
いつも互いの得意分野の仕掛け⇔我慢の繰返しに終始し、
全く決着が着きません。

だから最終決戦を全面に出されても
あまり信憑性が無く、僕にはただのお祭でした。

セットリスト
敬称略

オープニング MCびんぽんず最高川本。
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第一部バンドコーナー

佐々木孫悟空ファミリー:佐々木孫悟空(L・Vo)、住倉カオス(JD)、見た目が邦彦、原田豪紀、賀川照子、ファニー(Vo)。
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ムード虫最強王決定戦(佐々木孫悟空、実質的リードボーカルは原田豪紀)
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るんるん目黒寄生虫館(リードボーカル虫っ娘クラブこと、賀川照子&ファニー)
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ムード虫ケラ(リードボーカル原田豪紀フューチャリング見た目が邦彦)
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虫喰いショータイム(佐々木孫悟空)
るんるん虫&ピース(リードボーカル虫っ娘クラブこと、賀川照子&ファニー)
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おいおい教バンド、教祖元気安(Vo)、ちなみアーサー(Gt)、ちさとマーヤ(Dr)、マナブシダール(Gt)、不明(Ba)
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♪オープニング~教祖降臨曲
♪僕らの曲~We Love Oioi~
♪ハムハグヘイ~Ham Hag Hey~(教祖&ちさとマーヤ)
おいおい教の儀式
♪真夏の熟女
♪教祖と一緒に(新曲)


全日本プレス加工
ユンボ安藤(Vo)、野沢ダイブ禁止(Gt)、加藤ミリガン(Ba)、
モハメドやち(Dr)、チャンス大城(Gt)、
銀座ポップ(新加入DJ)


ムードオープニング~電撃バップ Blitzkrieg Bop
ムード外の男 I Fought The Low
メンバー紹介
ムードU←N←I (EMI)
ムード20世紀少年(20th Century Boy)
ムードそのうちロック(Bodies)
ムード少年ラジオ(Do You Remember Rock'n Roll Radio)
ムード全日本プレス加工のテーマ

孫悟空ファミリーの楽曲は、佐々木孫悟空さんが自身のビデオ作品や
イベント用に2007年頃に作った二枚のCDの曲からセレクトされたもので、
男性ボーカルは孫悟空さん自身が、
女性ボーカルは当時の無名演歌歌手が匿名でレコーディングしたものです。
今回は虫喰いパフォーマンスも曲中に行うために、
原田豪紀さんが代役でリードボーカルを担当してました。
見た目が邦彦さんは「虫ケラ」以外は目が死んでましたね。
無名演歌歌手の代わりは賀川照子さんとファニーさん。

孫悟空さんに「虫っ娘クラブ」と呼ばれて

「一緒にするんじゃない!」 と抗議、

基本的に孫悟空自身しか「虫喰い」趣味は無いようで、
巻き込まれた形。
テクノポップ調の振り付けが面白かったです。

見た目が邦彦さんは、チャンピオンベルトを肩に下げてましたが、
歌は原田さんに任せてました。
レパートリーが少ないから、30分で丁度良かった。

おいおい教バンドは、昨年末の新曲中心のレパートリーに、
CDの曲を2曲。
新曲「教祖と一緒に」を初披露。

個人的には、ちさとマーヤとのデュエット曲「ハムハグヘイ」が聴けて良かった。
あの曲はプロワーで紙テープを飛ばすパフォーマンスが映えて良い。

全日本プレス加工は前回のライブ「ドレミファポン2」で
初参加のチャンス大城さんに続き、
新たに銀座ポップさんが加入しました。
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第二部の審査員・松沢呉一さんに

「銀座ポップは要らないだろ」

なんて言われてましたが、
確かにDJは要らないかもしれない、笑。
でもバンドって一人二人は「何でコイツが居るの?」って奴が
居るものだから、笑。

予想以上に衣装は似合ってましたね。
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演奏に合わせて、ディスクを回しスクラッチ音を入れてました。

プレス加工は「刑務所だか鑑別所で知り合った囚人が集まって出来たバンド」がコンセプト。
目の周りに黒いメイクアップが標準です。
メイクは左目の下に涙が滲んだ風。

チャンス大城さんのメイクは前回、
「お前のメイクは方向性が一人だけ違う」

と駄目出しされてたけど、
今回は左目に眼帯みたいに包帯を巻く形に変更し、良い感じ。
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いくらエアコンが効いても、
ドラムのやちさんは真夏に革ジャンは暑いらしく、
やはり裸に、
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野沢さんは髪が長い上にうつむき加減に弾くから、
あまり顔が見られず。
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一瞬だけ顔を上げたのが
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これだけ。

目新しい曲としては、T-REXの曲「20th Century Boy」をやりました。
前回はベイシティローラーズの「サタデーナイト」がウケたけど、
パンクスタイルにも合うみたい。
ステージ前のお立ち台にユンボさんやチャンスさんが飛び出し
踊るシーンも観られて良かったです。
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三組とももっと聴きたかったです。
変に芸術性とかを問わず、楽しませる事を目的にしていて、
気楽に聴けるので良い。

第二部
おいおい教教祖元気安 vs 虫喰い芸人・佐々木孫悟空
ブルーシートで覆われたステージに
川本さんが上がり、今年の新年会で起こった対決の発端をビデオで説明。
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謎のジャズ歌手D門さんの歌披露
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(キーボード伴奏:きくちまゆこ)
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るんるんAmazing Grace~けんかをやめて
両陣営の応援団がステージバックでリズムに合わせて、
身体を左右に揺らす様がムーミンに出てくるにょろにょろみたいで微笑ましい。
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しかし、和気あいあいだったのはここまで。
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科目三番勝負①「体育」教祖勝ち
科目三番勝負②「理科」孫悟空勝ち
科目三番勝負③「国語」は延長戦っぽくなり、しりとり対決はドロー。

内容は書きようが無いので諦めます。
書いても削除されかねないし。
二人とも真剣だからこその可笑しさがあって、
ショーとしては面白いけど、さすがに「お笑い」の範疇からは逸脱してると言わざるを得ないかな…。

また10~11月辺りに対決をさせようと主催者が
けしかけたけど、あまり乗り気でない表情の教祖。
まぁ、噛み合わない対決だから、仕方無いか…。