前に予告していた通り、青函連絡船「摩周丸」に行ってきました。
栄華を誇った船
皆さん「函館市」って行かれたことありますか?
その昔は青函連絡船で「東北本線青森駅」「函館本線函館駅」を結んでいましたので、その乗り継ぎの街である「函館市」は人の往来が激しく非常に栄えていたそうです。
しかし青函トンネルが開通し、新幹線が函館市を通らなかったために人の往来も減り、今の函館の街は衰退の一途。
それなりに観光客もいるのですが、オーバーツーリズムなどどこ吹く風。
ほとんどの観光名所は並ばずに入れます。
事実人口も徐々に減り始めています。
現在の大泉市長(俳優大泉洋さんの実兄)が新幹線引込に躍起になっている気持ちも理解できます。
そんな人の往来を左右した「青函連絡船」に行ってきました。
国鉄のロゴが光ってます。
「摩周丸」です。
なかなかの風格。
船尾です。
船内の鉄道積載庫に繋がる線路が3線あります。
船尾をここにドッキングして、函館駅に向かう今は撤去された函館本線に繋がっていたんですね。
この延長線上、現在の函館駅裏にその名残りの引込線があります。
この車止めの先が摩周丸。
車止めから駅構内を見てます。
摩周丸は今は記念館になって静態保存されています。
いざ入館。
入館料は500円ですが、入館券などはありません。
そのかわりに入館案内をもらえます。
エンブレムが迎えてくれます。
館内をウロウロ。
船尾です。
一般車両を停める所です。
船首です。
船首から函館山を臨みます。
ブリッジです。
ホワイトベースのブリッジとは全く違います。
客室入口。
普通席。
グリーン席。
プラレールを使った模型も展示されてました。
HOゲージ版も。
青函連絡船は青函トンネルが営業開始するまでに、国鉄からJR北海道へ引き継がれましたが、さすがは鉄道会社の船だけあって、国鉄色の濃い船でした。
なかなか見ごたえのある船で、鉄道乗りつぶしの「番外編」という言葉がピッタリ。
いい旅になりました。
おやすみ~