1年ほど前に、北海道内の国鉄・JRの廃線を整理しました。
しかし1年も北海道に住むと、国鉄・JR以外いわゆる私鉄の廃線も多々あることが判りました。
よく見るロゴが実は・・・
札幌に来られたことある方、もしくは札幌住みのかた、このロゴを見たことありませんか?
私が初めてこのロゴを見たのは、新千歳空港のお土産屋さんの看板。
しかし札幌に住み着くと、バスにも表記があります。
だんだん気になってこの会社の正体を調べてみると・・・
あの「定山渓鉄道」の成れの果て「株式会社じょうてつ」。
鉄道事業自体は1969年に廃業したようですが、東急グループの1社となって、バス事業や小売り事業で今に至るようです。
恐らく鉄道事業が現役のころから市民からは「じょうてつ」と略して呼ばれていたんでしょうね。
しかしながら今でも社名の由来である定山渓温泉へのアクセスはバスで担っており、札幌市内から定山渓温泉へ向かう主力の交通機関です。
そんな定山渓鉄道の廃線跡がどうなっているのか調べてみました。
そもそも定山渓鉄道は1918年10月17日に開業し、1969年11月1日に廃止された路線で、起点を東札幌駅、終点を定山渓駅としていた、全長27.2kmの路線だったようです。
起点の東札幌駅は、現在の地下鉄東札幌駅とは多少場所が違います。
ルートはこんな感じ。
黄緑の点が定山渓鉄道です。
(紺色は札幌市交の地下鉄と路面電車)
起点の東札幌駅から現在の真駒内駅方面に向かいその後、西に定山渓温泉方面に向かう路線だったようです。
廃線跡は残っていたり、跡形もなくなっていたりの路線ながらも、駅があった場所には、
駅舎が再利用されていたり、
記念碑的なものが建っていたりするようです。
こんなに身近に廃線跡があるとは・・・
これは行ってみるしかないですね。
そんなわけで近いうちに探訪してみようと思います。