私はこのブログをバズらせようと考えて、このブログを始めたわけではなく、ただ自分の活動を備忘録的に記していければいいと思って始めました。
しかしながら、おかげさまで少しずつ読者の方が増えてきて、コメントを頂けたりもします。
このブログを始めて1年半ほどになりますが、どんな基準で鉄道の乗りつぶしをやっているかご存じない方も増えたと思いますので、今回改めて「私の乗りつぶし基準」を整理します。
結構効率が悪い乗りつぶし方法
私が乗りつぶしの話を知人にすると「いろんな地域の観光地に行ったり、美味しいものを食べたり羨ましいですね」と言われることが非常に多いです。
しかし観光や美味い物はほとんどありません。
なぜならそんな時間は無いからです。
【乗りつぶしのノルマ①】
私の乗りつぶしは各路線の起点・終点駅に必ず降り立って、駅名標を入れた自撮りをすることがメインの目的。
それが乗りつぶしの思い出になりますし、何よりも写真のパクリではなく自分が行った証となりますので。
各路線の起点・終点駅は各停しか止まらない駅が多いですので、非常に効率が悪くなります。
例えばJR北海道の「石北本線」という路線。
起点「新旭川駅」から終点「網走駅」に向かう路線です。
ただ乗りつぶすだけなら、新旭川駅の2つ手前「旭川駅」から特急を利用すれば乗りつぶせます。
しかし起点駅の写真を撮る必要がありますので、普通列車しか止まらない「新旭川駅」で下車する必要があります。
一度下車すると次の列車まで数時間待つこと・・・。
となると「旭川駅」まで戻って特急で向かう方が早いということもありますので行ったり来たり。
【乗りつぶしのノルマ②】
多くの鉄道路線には起点駅に「0キロポスト」なる目印が設置してあります。
これはその路線の距離カウントの0.000km地点を表す目印で、その路線のスタート地点。
せっかく起点駅に行きますので、それも撮影したくなったのです。
しかし一部の路線では、その路線の歴史的な背景や運用上の理由により、起点駅ではない駅にある場合もあります。
起点駅⇔終点駅間にあればまだいい方ですが、例えばJR東日本の武蔵野線。
起点「府中本町駅」から23区の外周を環状に周回し、終点「西船橋駅」に向かう路線です。
府中本町駅でJR南武線に接続しています。
武蔵野線は旅客運転は府中本町駅を起点としていますが、武蔵野線を利用する貨物列車が運行するため府中本町駅から南方面、南武線沿いに鶴見駅まで伸びています。
なので武蔵野線の0キロポストは府中本町駅ではなく鶴見駅に設置されています。
このように路線区間の外に0キロポストが設置されているケースは少なくありません。
となると一つの路線を攻略するために起点駅・終点駅のみならず0キロポスト設置駅でも下車する必要が出てきます。
また0キロポストは行けばすぐに見つかるというものでもなく、しっかり探索する必要があります。
なので探索時間が必要です。
となると一回の旅のスケジュールが非常に重要になります。
【乗りつぶしのノルマ③】
少しでも効率をよくしようとすると飛行機・新幹線・特急などをフル活用すればいいのですが、そんなに潤沢に予算があるわけではないですから、できるだけ安いチケットやおトクなきっぷを活用します。
そのようなチケットで旅をした場合、通常料金で旅をした時と比べて、どれだけお得になったのかを帰着後計算します。
昨年1年間でJR東日本をほぼ走破したのですが、通常料金の概ね半額くらいで走破することが出来ました。
これも旅の楽しみの一つです。
以上が私の乗りつぶしの旅のノルマ3点ですが、どれも私自身の自己満足に過ぎません
「旅」は人それぞれ目的や達成感が違うと思いますので、私なりの達成感を求めてこの趣味を続けていきます。
おやすみ~