「函館・青森私鉄乗りつぶしの旅」の1日目。
由利本荘市内のホテルで執筆しています。
では早速1日目の成果報告です。
いざ来てみると・・・
数日前からの降雪で北日本エリアは広い範囲で積雪があり、今回訪ねる青森・秋田エリアも積雪による不通が心配されました。
今朝運行情報を確認すると、
特に問題無さそうです。
積雪マップも確認。
0キロポスト探索が難しいかもしれませんね。
今朝はまず新函館北斗駅に向かって、北海道新幹線に乗車することから始まります。
函館方面に向かう際、いつもお世話になっている札幌駅6:00発の「北斗2号」に乗車すべく自宅を5:30に出ました。
ちなみに1日目のスケジュールはこんな予定。
◆札幌駅 発 6:00
※特急「北斗2号」
◆新函館北斗駅 着 9:17
発 9:35
※はやぶさ18号
◆新青森駅 着 10:37
発 10:45
※奥羽本線
◆弘前駅 着 11:24
発 11:50
※弘南鉄道弘南線
◆黒石駅 着 12:26
発 12:40
※弘南鉄道弘南線
◆弘前駅 着 13:14
発 13:20
※特急「つがる4号」
◆鷹ノ巣駅 着 14:14
鷹巣駅 発 14:40
※秋田内陸縦貫鉄道急行「もりよし3号」
◆角館駅 着 16:41
発 17:28
※秋田新幹線「こまち27号」
◆秋田駅 着 18:12
発 18:15
※羽越本線
◆羽後本荘駅 着 19:01
発 19:06
※由利高原鉄道鳥海山ろく線
◆矢島駅 着 19:45
発 20:20
※由利高原鉄道鳥海山ろく線
◆羽後本荘駅 着 21:01
6:00前に札幌駅に到着し、駅内のコンビニで朝食を買い込みます。
この時間の札幌市内はまだ真っ暗で、気温は➖9℃
6:00「北斗2号」札幌駅出発です。
出発したら車内ではまずは朝食。
最初の停車駅である南千歳駅を出た6:35頃、きれいな夜明けの光景。
特急「北斗」を利用するといつも3時間超の乗車なので時間を持て余しますが、予定より3分遅れの9:20新函館北斗駅到着。
新幹線への乗り換えは非常に便利な構造ですが、それだけ小さな駅だということですね。
乗車する「はやぶさ18号」は9:35発です。
今回もE5系です。
H5系は3編成しかありませんので非常にレアなんです。
9:35新函館北斗駅出発。
ここから新青森駅まで1時間ほど。
青函トンネルは在来線(貨物)も運行していますので3線軌条です。
本州から青函トンネルを通って五稜郭駅まではEH800が牽引し、五稜郭駅でDF200に入れ替えます。
予定通り10:37新青森駅到着。
積雪の中、定時運行している日本の鉄道には頭が下がります。
ここから奥羽本線に乗り換えて弘前駅に向かいます。
10:45発です。
しっかり定時運行。
予定通り11:24弘前駅に到着です。
到着したホームの正面に弘南鉄道弘南線のホームがありました。
ちゃんと電化されてるんですね。
この写真の左側に車止めがあって、そのホーム縁に0キロポストを発見。
乗り換えのためにはJR弘前駅の改札を一旦出る必要があります。
東口出口を出ると、
地方のローカル私鉄の割には立派な駅舎。
出発まで少々時間がありましたので、まずはきっぷを購入。
通常のきっぷの方が安くなるので、通常きっぷを購入する予定でしたが、記念にと思い乗り放題の「大黒様きっぷ(1,000円)」を購入しました。
60円足が出ます。
今でも鋏を入れてくれます。
ちなみに何故大黒様かというと、
だそうです。
で改札を入り起点写真。
11:50弘前駅出発。
この辺りはあまり雪が残っておらず順調に終点「黒石駅」に到着しました。
12:26です。
で、終点写真。
ここも立派な駅舎。
弘南線は盲腸線ですので、この後乗って来た列車で弘前駅に帰ります。
12:40発です。
帰りも雪の影響は全く無く13:14弘前駅に到着。
この路線、写真は撮れませんでしたが途中の駅にSLや雪かき車があって、ゆっくり見てまわりたい趣き深い路線でした。
弘前駅からは特急「つがる4号」で秋田内陸縦貫鉄道の接続駅「鷹ノ巣駅」に向かいます。
13:20発です。
乗り換え時間が6分でしたが無事乗車できました。
特急「つがる」の車中で何気なくJR東日本のおトクなきっぷのサイトを見ていたら、「あきたホリデーパス」というナイスなきっぷを発見。
秋田エリアのJRのみならず、秋田内陸縦貫鉄道と由利高原鉄道が1日乗り放題で1,880円。
私の旅程にピッタリでしかもおトク。
先ほどの大黒様きっぷの赤字分が取り返せます。
鷹ノ巣駅での乗り換え時間に少々余裕がありますので券売機で購入することにしました。
14:14鷹ノ巣駅到着です。
ここで先ほど調べた「あきたホリデーパス」を購入。
で、JRの駅舎の左隣にある秋田内陸縦貫鉄道の鷹巣駅の駅舎に向かいます。
お気づきでしょうか?
JR東日本の駅名は「鷹ノ巣駅」。
秋田内陸縦貫鉄道の駅名は「鷹巣駅」。
「ノ」の字の有無の違いがあるんです。
神戸の「三ノ宮駅」と同じ仕組みですね。
この鷹巣駅から終点角館駅までは14:40発の急行「もりよし3号」に乗車しますので急行券だけ購入。
乗車券は先ほどの「あきたホリデーパス」です。
14:30改札開始と同時にホームへ。
まずは起点写真。
駅名標はJR東日本仕様。
で0キロポスト。と思われる目印。
早速列車に乗り込むと何とも豪華な作り。
テーブル席を独占。
なんと言う優越感。
これで2時間乗車ですので、酒とつまみくらい買ってきたらよかったと反省。
恐らく私の乗りつぶしの旅で初めてのリゾートトレインです。偶然ですが。
30分ほど乗っていると車内販売を始めるとのアナウンス。
思わずビールとせんべいを購入。
16:41角館駅到着。
終点写真です。
もうすっかり日も沈みました。
ここから秋田駅までは秋田新幹線こまち27号です。
17:28発ですのでNewDaysでコーヒーを買って、遅めのコーヒータイムです。
17:28秋田新幹線こまち27号で角館駅出発。
秋田駅に1分遅れの18:13到着。
ちょっと焦りました
というのも秋田駅で乗り換える羽越本線酒田駅行きは18:15発。
3分あれば乗り換える自信がありましたが、2分は厳しい。
走りました
無事予定していた電車に乗車し、18:15秋田駅出発。
由利高原鉄道の接続駅である羽後本荘駅には19:01到着予定です。
ここでも乗り換え時間が5分しかありません。
あとで戻ってきますので、起点写真と0キロポストは無理する必要はありません。
当初の予定では羽後本荘駅で由利高原鉄道の1日乗車券を購入する予定でしたが「あきたホリデーパス」を買っておいて正解です。
19:01予定通り羽後本荘駅到着です。
乗車時に撮れなかった羽越本線の車両。
701系ですね。
跨線橋を渡って由利高原鉄道のホーム4番線に向かいます。
まずは起点写真。
ついでに車両。
「なかよしこよし」号です。
0キロポストはこの車両に隠れてましたので車両の中から撮影。
この列車もリゾートトレインでした。
と言っても全席自由席の普通列車ですので、BOX席のテーブルでは学生さんが勉強してます。
そうこうしていると19:45終点矢島駅到着です。
で終点写真。
これで一応本日のノルマは全て消化したのですが、由利高原鉄道は盲腸線ですので、20:20発の列車で羽後本荘駅に戻ります。
発車時間まで駅舎内をウロウロしていると怪しいマネキン発見。
駅内や車両のクリスマスデコレーションの途中のようです。
20:00前には折り返しの車両が入線しましたので車内で待つことにしました。
行きはリゾートトレイン仕様でしたが、帰りはノーマル。
ノーマル車両でもBOX席はテーブルがあります。
20:20矢島駅を出発し、21:01無事羽後本荘駅に到着しました。
このあとホテルまでの道中で夕食を摂ってホテルに向かいました。
今日は積雪によるダイヤの乱れと0キロポスト捜索が危ぶまれましたが、終わってみるとほぼスケジュール通りに進み、ノルマも全クリ。
非常に充実した旅でした。
明日は5:30チェックアウトで函館経由で帰るだけです。
明日も頑張ります
おやすみ~